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マネーストリーム~お金の神様~

ども。超ひよっこブロガーのでぽろんです('ω')ノ
みなみなさまの手で立派な蒸し鶏に育て上げてください。

さて、今日は会社の後輩にちょっと面白い体験談を聞いたので、ゆる~くご紹介タイムです。



その後輩ちゃんの名前は…そうだな、仮に「田中君」としておきましょう。本名だと良くないのでねー。

で、その田中君(仮名)がですね。こんなことを言い出したんです。

「昨日3000円捨てて来たんですよ」

ほわっつ? あーゆーくれいずぃー?

彼はエイプリルフールでもないのに、ビッッックリするぐらいハイレベルなウソをついて来よるヤツなんで、ハッハーンってなもんですよ。

またアレかと。いつものやつかと。おじちゃんそうそう騙されませんよと。こちとらもう散々騙されて来てるんでね。えっへん。

が、僕も芯からのアホじゃないんで、どうやらマジっぽいぞ? と思ったんですね。ニュアンスで分かるじゃないですか、そんなもん。いや、まだなんか騙されてるかもしれないですけども。

んで、結果マジだったんですが、その理由を聞いてみました。


まず、適当に車を走らせて、土地勘のないとこまで移動したらしいんですね。それから公園を見つけてフラリと寄ってみたようです。

その時の田中君の所持金がちょうど3200円也。(少なっ)
そこからジュースを買って残りが3050円也。
そして、普通に3000円を捨てました。ちゃんちゃん♪

いやいやいや、無理だわ。よう終われんわこんなん。意味分かんないじゃないですか。こんな近くにこんなヤベー奴おるもんなんかと思いましたよ。

しょうがないので問診タイムに入りました。お薬出さなあかんパターンかもしれないので。

「ここから3000円なくなったらどんな感覚になるんだろう」

たしかそんなことを仰ってたと思います。
公園にある生垣の中に、ワサッワサッと千円札3枚を入れて帰って来たと言うんですね。

そして、その帰りコンビニに寄ったと言うのです。普通所持金ジャスト50円玉で店に入らないじゃないですか。そこをあえてのご入店です。

そこで彼はチロルチョコを5個、ジャスト50円分買うんです。
1個9円。消費税入れて10円。5個いっぺんに買うと小数点以下の計算の兼ね合いで51円とかになって、買えないかもしれないから「1個返して来ます」なんて地獄絵図まで想像しながら。

その時に田中君は小学生の時のような「アハーーーーーッ感」を感じたと言います。いえ、感覚の名付け親は僕なんですけどね。

子供の頃はこのわずかな50円でもワクワクしていた。何をいくつ買おうか悩みながら。彼はそんな得難い体験を3000円で買ったのかもしれません。


「何となくは分かるわ。いや、でもなー。3000円だろ!? うーん」
僕は自分に同じことが出来るのか想像を巡らせ、ちょっと無理そうだったのでイジワルでこんなことを言いました。ホント小さい人間です。

「気持ちよくしゃべってるとこ話の腰折って悪いけどさぁ、それ軽犯罪やで? お金捨てたらあかんで?」

(えー、今調べてみたところ紙幣はダメにしてもいいみたいです。貨幣については「貨幣損傷等取締法」なるものがあるみたいです)

ここで田中君は、捨てたというよりも、生垣に突っ込んで来たということを明かすんですが、それがワケありでした。


彼が子供の頃、友達と4人で公園で遊んでいたら、なんと1万円札を拾ったらしいんですね。その時分には狂喜乱舞する金額です。今の僕でも若干小躍りします。さすがに今は交番に持って行きますけども。

それにしたって4人で割っても2500円です。小さな資産家たちの万能感、多幸感が目に浮かぶようではありませんか。

そうです。田中君はその体験をしていたからこそ、見知らぬ公園であの時の大金を手放したんです。返せなかった遠い日への恩返しなのか、名も知らぬ子どもたちの宝探しに想いを馳せてなのか、彼の行動の真義は測りかねますが、僕は至って感動しました。そしてそれ以上にワクワクしました。


僕のメンターシリーズ1で丸尾孝俊さん(バリの兄貴)をご紹介しましたが、彼はよく、

「人に投資しろ。そしたらそれ以上に返って来る」

と言ってるんですね。自分への投資の上のレイヤーに人への投資がある。このあたりはなかなか皮膚感覚では掴みにくいですが、それでもまだなんとなく人の世のものとして分かる。

さらにその上、と言っていいのか分かりませんが、おそらくお金の神様のような何か得体の知れないものへの投資があるような気がします。
お金の流れへの投資と言いますか。

僕はまだ何者でもないですし、一財産築いたわけでもないので、お金のプロの方から見たら嗤われるようなことを言ってるのかもしれません。でも、そういう目に見えない流れのようなものがもし無いのだとしたら、じゃあなんでオレは感動してワクワクするねーん!(なんかキレだした)

12年連続長者番付10位以内で納税王ともよばれる、銀座まるかんの斎藤一人さんも神様チックな話はよくされますし、バリの兄貴にしたって「もし神様がいたらどんな人を引き上げたいと思う?」とよく言っています。

きっとそれは、自分のところじゃなく大いなるお金の循環へお金を流せる人なのかな? と思ったりするのです。


田中君は「全財産が5万円切ったら焦り出すかもしれません」と言うタイプの生き物なので、意外とこういうヤツがお金の神様に愛されているのかもしれません。ええ、僕は真逆です。



かつて、2500円の大金を手に入れた田中少年は、その後3000円をお金の循環へと還しました。

差額の500円は、明日僕からアイデア料として彼に還しておきます。

ではまた('ω')ノ




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