魚屋さんの専門用語・1

みなさん初めまして
デパ地下で働いていました。
デパ地下ガールと申します。

以前勤務していた魚屋の専門用語を思い出したので、その話をしたいと思います。

年末は魚屋は特に忙しいです。
平常に比べて値段の高い物も多く、お客様一人当たりの売り上げ単価も高いです。

今回は「売り子もしくは場立ち」です。

売り子は売り場に立ってお客様におすすめすることから場立ちとも呼ばれていました。

私もお店勤務の時、場立ちを経験しました。
私はおっとりした性格ゆえ、すばやい返しが苦手です。
例えば数の子を売っていたとして、声をかけられます。ここで私が商品知識が乏しく何も返せなかったとしたら…数の子は売れません。
時間も限られています。とてもプレッシャーでした。

それでも、興味を持ってなんとか食いつこうとします。「このおいしい数の子をたくさんの人に食べてもらいたい」と思って、「目立とう」と思って、売ります。
そうするとちょっと売れます。年末なので当たり前ですが売れます。そうすると楽しくなってきます。

それが私の場立ちの思い出です。

これからも魚屋時代のお話を綴っていきたいと考えます。
よろしくお願い致します。

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