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業務前の「極小旅行」

米子から
普通|出雲市
キハ47-1016

仕事の時間まで少しあるので、ちょっと乗り鉄を…
僕は出先で、こういうパターンの乗り鉄をすることが多い。

まだラッシュとは呼べない構内

乗ったのは、出雲市行きのキハ47の2両編成。もちろん終点まで行くわけではない。
車内は学生、出勤サラリーマンという感じだが、まだそれほど混んでいない。運良くボックスシートを確保出来た。

伯備線からの列車が到着し賑わう

地方部の都市にある、こういった駅の朝の雰囲気は嫌いではない。どっと乗降客で埋め尽くされる一瞬は、首都圏や京阪神と変わらないが、一方で人波はスッと引く。僕の住んでる京阪神エリアだと、いつまでもダラダラと人波か続くので慣れているとは言え、ややウンザリしてくる。
7時27分、発車。

赤錆びたヤードが印象的な米子操車場跡
ターンテーブルにベンガラ色の機関車はまさに「国鉄」

駅外れの車両基地に未だに残る「国鉄」の香りにほっこりし、また使われなくなった米子操車場の赤錆びたワードに、やや複雑な感情を覚え島根県へ、

島根県に突入

と言っても、米子近郊とそんなに風景は変わらない。トンネルを1本抜けて、

お隣、安来駅で下車

36分、安来着。ここで下車。

安来から
普通|米子
キハ126-1005

古刹の案内
比較的大きな駅だが、構内は意外にもガランとしていた

安来といえば「安来節」くらいしか思いつかない県外人だが、構内にある案内を見ているとそれなりに有名な古刹もあるんだな、と再認識。

山陰本線の新たなスタンダードとなった、キハ126

やってきたのは、昨日も乗ったキハ126。山陰本線の高速化の際に導入された気動車だとか。
車内は通勤通学客で一杯だが、まだ立錐の余地はある。

国鉄の「遺産」となった高規格線路

偉大なるローカル線こと、山陰本線らしかぬ複線電化路線だが、「やくも」の電車化と同時に伯備線の電化とこういった施設増強の結果、こういう高規格な線路になった。国鉄もなかなか思い切った投資をしたものだ、と今更ながら感心する。

まもなく終点…

再び使用停止となった米子操車場跡を見ながら、米子駅の場内信号機を踏む。
かつては、ホームの数だけ信号機があって壮観だったが、今は信号機の下に番線表示機があるだけのシンプルなスタイル…昔の「圧倒感」は無くなったが、テクノロジーの進歩を感じる。

どっとホームを埋め尽くす風景は全国共通

8時1分、終点の米子着。
県境を越えるミニ・トリップはこれにて終了。

JR西日本 山陰本線 米子~安来 17.6km【往復】

小計 17.6km

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