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札幌・小樽旅打ち記録

今回は札幌と小樽で旅打ちしました。
コロナが落ち着いたので、久々に両親に会いに行きました。
その合間を縫って麻雀をしてきました。
4店舗ほど訪問したので紹介していきたいと思います。

①t-time

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北海道サンマのお店です。
北海道サンマとは、東天紅がベースで北海道独自の役やルールを付け加えたものです。

北海道三人麻雀ルール、で検索してみてください(何故かリンク貼れなかった)

主な違いは東天紅のバンバンを「ブンブン」と呼ぶこと(意外と大切みたいです)、常に一本場からスタートする、4本場に入ると「懸賞場」となり「懸賞です」の掛け声を出す(これも意外と大切みたいです)等です。
なんか様式にはこだわりがあるみたいです。
札幌出身の私も、このルールで遊ぶのは今回が初めてでした。

さて、お店の紹介です。
21時頃訪問すると、マスターと客3名がいて一人は見学してました。
雰囲気は場末っぽいですが、マナーは良かったです。
皆打つのがめちゃくちゃ早くて着いていくのに苦労しました。

点数表の写真取り忘れてしまいました。
記憶を頼りに例を出して数えてみます。

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普通の手役だとリーチ平和一通赤赤です。

これがt-timeだと...
一本場...1点
ブンブン...2点
リーチ...4点
平和...2点
一通...10点
赤...各4点、計8点
黒5p...各2点、計6点
合計33点で、切り上げて35点になります

レートは一点50p、ゲーム代は1時間1000円です。

あとから聞いたのですが、こちらのお店は赤が37にも入っていて、且つ切り上げ採用なのでハーフの中でもかなり高めのお店とのことです。

気さくで優しいマスターに色々教えてもらいながら楽しく打てました。

卓はアルティマ?ですが自動配牌機能は使ってません。

②侍雀牌

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こちらは札幌の隣、小樽にあるお店です。

こちらも北海道サンマのお店です。

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こちらもパッと見場末っぽいですが、マスターがマナーにかなり拘りがあるみたいで、発声や所作はとても良かったです。
無発声やヒキヅモは絶対に許しません!みたいなノリでしたね。

最初に電話で問い合わせした時、ハキハキと答えてくれたもののかなり警戒されてるな~という感じでした。

訪問した時も警戒感をひしひしと感じましたが、徐々に溶けていきました。
ここのマスターも色々レクチャーしてくれて優しかったです。
ただ、札幌から遊びに来たと伝えたので受け入れてもらえたと思いますが、他県から来たと正直に伝えてたら多分遊べなかったようたな気がします。
同卓した人が二人とも強くて参りました。 
こちらのお店は切り上げはなし、赤も抜き5mと5p5sと北だけなので、点数はt-timeよりマイルドでした。
レートは一点50p、一時間500円という激安のゲーム代でした。
卓はアモス系の何かです。
激安東天紅のお店、近所に欲しい...

東天紅って点棒サンマと違って半荘終わりという区切りがないので、相手に上がられ続けると息がつけなくてずっと殴られているような感覚になります。
逆に自分の連荘が続くと無双感が半端ないです。三人がまんべんなく上がるのではなく、こういった偏りが生まれるのが東天紅の魅力な気がします。 

★雀荘とは関係ないですが、小樽は私が通った大学のある街で、16年ぶりの訪問は非常に感慨深いものがありました。
大学へ向かうときの坂道や途中にある雀荘そばを通ったとき、昔の思い出が溢れてきました。

大学そばの展望台、学生の頃は行ったことがなかったのですが今回訪問してみました。

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小樽って綺麗な街だなあ、と思いました。



③麻雀荘ケセラ

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表の看板取れてて初見には絶対見つけられないお店です。
電話をかけてみると、女の人が対応してくれました。
お店に着くとマスターは別にいて、ちょっと色気のある45くらい?のお姉さんが応対してくれました。

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ダイタテ、ショウタテは大三元、小三元の数牌と思ってください。
ダイタテはつまり三色同刻です。
ショウタテは二色同刻と同じ数字の対子です。

ローカル役採用多いですね。
三連刻はともかく十三不塔ありなんてかなり珍しいです。

【フリー雀荘 802店舗目】麻雀富貴(ふうき) 北海道の札幌 | トッシイ@天鳳の麻雀日記(ブログ)

こちらのトッシィさんのブログにあるお店とかなり似たルールです。
ちなみにこのお店も札幌の東区にあります。
この後出てくるお店もほぼこれと同じルールなので、東区の老舗雀荘に根付くローカルルールなのでしょう。

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場末雀荘お馴染みのポスター、ここのトイレにもありました!

ゲーム代400円 トップ賞なし
沈みウマで30000以下は▲5した上で不足分支払いです。箱下はなしなので、箱で3500p払いです。
祝儀はなし 赤6枚入り 

卓はレックス1でした。
今回訪れたお店ではどこもアモス系卓でしたね。

ここのマスターは60後半くらい?で優しくて非常にひょうきんな方でした。

マスターが卓に入る前に話してたとき、「店主ですがよくチョンボします!」と笑いながら話してて、実際一緒に打ったらルール上NGのフリテンリーチして上がり、即チョンボとなったのは腹抱えて笑いましたw

他にもコロナが収まったから久々に飛び込みで入ったスナックのお姉さんに優しくされたから、もう好きになりそう!とかしょーもない話を延々としてて、ずっと笑ってました。
お客さんも優しくてとてもいいお店でした。

④麻雀荘てんぱい

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最終日に2回だけ打ちました。
こちらはルール表はありません。
よくあるやりながらね~のアレです。
完先、というのと七対子が50符2翻なのは分かりました。
赤4枚でドラなだけ、祝儀は一発200p裏100p 
ゲーム代400円、トップ賞なし
こちらもケセラと同じ沈みウマのシステム。
卓はアルティマです。

多分ですがケセラの完先版だと推測してます。
完先のお店だと、若い人は本当にいないですね。
今回のお店も年配の方ばかりでした。

札幌に住んでいた時は、北海道ってほとんど方言ないよな~なんて思ってたんですが、こちらの店に来たら、そんなことないなあとしみじみ思いました。

白髪のダンディーなマスターが経営してる、ゆっくりとした時間が流れる場末雀荘でした。

今回は以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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