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返戻レセプト処理の肝はファイルの管理 返戻レセプトのオンライン再請求④

前回、再提出のための返戻レセプトを作るのに、5つほどのステップを踏むことになると書きましたが、言われなくても、誰でも自然にそうすると思われます。

実際のところ面倒なのは、返戻レセプトのファイルの管理です。
簡単に言うと、
「この返戻ファイル、もう再提出したっけ?」
という問題です。

紙による返戻レセプトは、その紙自体にボールペン等で加筆・修正して再提出しますから、
「来ていた返戻ファイルが、もう手元にない」という場合、それは、再提出したからに相違ありません。
紙ベースの場合、
手元にあれば、出さないといけないと思い、
手元になければ、出したんだと安心する、

それで良いのです。

これが返戻レセプトの電子ファイルの場合は違います。
返戻ファイルの名前に限らず、オンライン請求関係のファイル名は、どの月の分を同じです。
下手をすると、同じ名前の返戻ファイルが、あちこちのフォルダに散乱することになります。
当たり前の話ですが、同じフォルダに同じ名前のファイルが2つ以上は存在できません。となると、
ファイルを開けるまで、内容が分からないので、
下手をすると、トランプの神経衰弱みたいに、開けては閉じ、また別のを開けては閉じ、のような事態になりかねません。

レセコンメーカーによって、このフィアルの管理の仕方は、バリエーションがありそうですね。
Pepprの場合、ダウンロードした返戻ファイルをリネームして、ファイル名で判断できるようにしました。
作業フォルダに、やたらファイルが増えるのも見づらいので、処理済みのファイルは、別フォルダに移す・・・。

普通のことですね。

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