見出し画像

返戻レセプトの中身 返戻レセプトのオンライン再請求②

電子レセプトを、メモ帳などのソフトで開くと分かりますが、
ファイルの中身は、テキストが羅列られつしてあるCSVファイルです。
紙レセプトを見たことがある人なら、メモ帳で直接見ても、なんとなく、
この部分は保険証資格で、この部分は病名で、この部分は処置内容で、この部分は摘要欄コメントで、、、
などと想像がつきますし、それは当たっています。

返戻へんれいされた理由も分かります。
他の部分が数字や記号でも、返戻理由は通常の言葉で書いてあるからです。
そこを読むと、返戻された理由が分かるので、指摘された部分を訂正して、出し直すことになります。


例としては、ちょっと乱暴ですが、最初に提出したレセプトが次のようだとしましょう。

あいうえおかきくけこ
さしすせたちつてと
なにぬねのはひふへほ

「さしすせそ」の「そ」が「ほ」になっています。
これを審査機関に出して、審査でひっかかって、返戻されて来ると、そのファイルは次のようになっています。

あいうえおかきくけこ
さしすせたちつてと
なにぬねのはひふへほ
a あいうえおかきくけこ
a さしすせたちつてと
a なにぬねのはひふへほ
b「ほ が重複しています。」

見たら分かるように、上半分は、提出した内容そのものです。
左端が「a」の行も、最初に提出した内容の左端に、a というフラグが付加されただけです。
左端が「b」の行に、指摘された内容が書いてあります。
結局、返戻されたレセプトは、
元のレセプトの後の行に、
返戻のフラグを左端に追加して、請求された内容をそのまま再掲し、
審査内容の行を足したものということが分かります。

これを修正して再提出するときには、
誤っている内容、2行目の  ほ →  そ  に修正、
「a」行部分は、最初に提出した内容を、そのまま記録、
「b」行は再提出には不要という仕様なので除く。

あいうえおかきくけこ
さしすせたちつてと
なにぬねのはひふへほ
a あいうえおかきくけこ
a さしすせたちつてと
a なにぬねのはひふへほ

結局、再請求するレセプトの内容は、
元のレセプトの誤っている部分を修正したものに、
返戻レセプトのフラグの付いている行を足したもの、

ということになります。

説明すると長くなりましたが、
誤り部分を修正する以外、コピペでいけそうですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?