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応援の作家さんを紹介します。   【芝山佳範さん】

芝山佳範

芝山佳範
1975年石川県金沢市に生まれる
石川県立工業高等学校工芸科卒業。石川県立輪島漆芸技術研修所髹漆科卒業。
石川県立輪島漆芸技術研修所沈金科卒業。日本工芸会正会員沈金西勝廣氏に師事。
2003年師より年季明けを許される。   
2010年 在英国日本国大使館にてグループ展
COLLACQUERATION DESIGNED IN THE UK -LACQUERED IN JAPAN-
2012年~京王百貨店新宿店にて個展「沈金師 芝山佳範漆芸展~沈金の中の生き物たち」以降7回開催。2015年眞子内親王殿下の御前で実演
2018年 玉川高島屋にて個展「芝山佳範漆芸展~漆の中の生き物たち~」

芝山さんは、漆芸沈金作家(しつげいちんきんさっか)さんです。

沈金というと、漆器に加飾をする技法の一つです。
ノミ(沈金鑿)で塗面に模様を彫り、彫ったあと漆をすり込み、

そこへ金・銀の箔や粉、あるいは、色の粉を入れて模様を描きます。
彫り後にすり込んだ漆は

金・銀の箔や色粉を固定する接着材になります。

このような製法で行われる日本の伝統工芸です。
わたしの地元金沢市は、様々な種類の伝統工芸作家さんが誕生され、
活動される地域です。

わたしも小学校の授業で、「親が輪島の漆塗りの仕事しているんだ!」
という学校の先生に、輪島塗のお椀ができるまでを教えてもらった記憶があります。
これきっと誰もができた体験ではないのでしょうけど、
偶然親御さんがそのような仕事で、思い入れがあって
私たち子どもにその仕事の価値を教えてくれたんじゃないかな?
と思います。

芝山さんは、先日 HIRUME
という日本の伝統工芸をファッションやジュエリーに進化させ、いまのライフスタイルの中で楽しめるアイテムを発信するブランドで作品を発表されていました。
漆塗りのクラッチバッグ。外側が芝山さんの塗りで、女性が持ちやすいような落ち着いた塗りを工夫されたり、沈金の技術で花のデザインをあしらってあったり、螺鈿(貝)で華やかな塗りのバッグだったり、それぞれ角度の違う素敵な作品でした。

「塗りが先で、中の縫製があとだから、中々こだわって作られているんだよ」と教えてくれました。

クラウドファンディングの返礼でもご協力頂いています。
ちょっとチャレンジャブルなことしてみようよ!と、
石川県の方限定ですが、芝山さんの指導で自分で沈金の帯どめと、
アクセサリー
が作れます。

アクセサリーも漆塗りなので、本当にアレルギーのある方はご注意いただきたいですが、乾くと普通の方は大丈夫なんだそうです。プラスティックコーティングのものも世の中にはあるそうですが、
そこは塗り本来の美しさは消したくないということで、生で見ると本当に
美しいです。ピアスやイヤリング素敵だな~!

名前入りのお箸が何気に返礼でご注文入っています。
最近は、My箸を持つ時代にもなってきましたからね!
ぜひ気に入ったら、自分の名前入りのお箸や、漆のアクセサリーを応援購入下さい。

地元の新聞では、いつぞや400年経っても吸い付くように閉まる、
茶道の茶入れー棗(なつめ)の話しが出ていました。
400年経っても密閉度が高く長くベストの仕様感で使ってもらえるように
職人が施した技術の高さには、驚きで言葉になりません。

職人さんてそんなにアピール上手な人ばかりでもないんですけど、
芝山さんのようなThe職人!のような方にも
活躍してもらえる未来があって欲しいな~

わたしもちょっとかじっている茶道、お茶文化の未来とも
切っても切り離せないかもしれませんね。
もちろん多くの種類の作品を手掛けていらっしゃるのですが。

クラウドファンディング終了まで残り10日となりました!
代表のわたし自身、どうしたらもっと未来に良いことにしていけるか?
まずはやると決めた動画講座を軸にしながら!
さらに日々考えて、必要なカタチを探したいし、必要な方たちと繋がっていきたいな!と真剣に考えています。

クラファンは終了間際で正直焦りもしますが、
活動自体は焦らずに、じっくり構築していきたいと思っています。
応援くださる皆さま、本当にありがとうございます。

引き続きクラウドファンディングのご支援、シェアなどの応援も
ぜひよろしくお願いいたします!!!


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