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研修医week4:スケーリングとPMTC

(写真は横浜中華街の開運水族館)

スケーリング


木曜日の午後、補綴の先生のところで、スケーリングをさせていただきました。患者さんの口腔内は綺麗ですから、そんなに大変ではなかったですが、終わった後、先生に言われたのは、スケーラーは歯肉縁下に入った方がいいです。スケーリングを正しくできるかどうか、患者さんの口腔の状態維持に大きく関わってくるらしいので、研修医の一年間でマスターしたいところの一つです。先生は優しすぎて、バキュームを持って頂いて、正しいやり方も相関する知識まで教えて頂いて嬉しかったです、ありがとうございました。

病院か歯科クリニックによって、衛生士さんにスケーリングをしてもらうところもありますけど、歯科医師としての基本は、私もできるだけ、上手くなりたいです。

私は、いつももしもっと深く触れば、患者さんが痛みを感じるかもと心配していましたが、掃除することが目的なら、少し痛みを生じさせてもいいかなと思うようになりました。綺麗に掃除できるのと、痛みを最小限をすることのバランスが取れるような歯科医師になりたいです。

PMTC

金曜日の朝、ラバーカップ、ラバーチップ、テーパータイプのブラシで二人の患者さんの口腔内を綺麗にしようとしたら、ミラーとかを使って、全力的に舌側面の状態を確認しようと、体や首を曲げていたが、それでもあまりうまく行かず、途中、先生に正しいやり方を教えていただきました。姿勢を崩さないように清掃をした方がいいですし、これからもっと複雑な治療を行う時、正しい姿勢なら疲れないし、今から姿勢も気をつけようと思いました。

患者さんに「左(や右)に向いて下さい」とか、言い始めるようになって、見えなかったところが、ちゃんと見えるようになりましたし、相当やりやすくなりました。

先週に初めてPMTCをした時、とにかく指のレストの位置、ミラーの使い方があまり上手くできず、奥歯のところに行けば行くほど、口の周りの排除が必要になってくるので、先週はそれを克服しましたが、今週はまさか姿勢が言われると思っていなかったですが、ちゃんと自分のことを見て頂いて、教えて頂いた人がいてよかったです。指導医の先生に感謝の気持ちがいっぱいです。

自分で患者さんにPMTCをする前、歯科医院に行った時、衛生士さんにクリーニングしてもらった時とか、他の先生のPMTCをしている姿を見た時、「これぐらいのことなら私もできる」と思い込んでいましたが、実は思っていたより難しいです。これからは、たくさんの経験を積んでいれば嬉しいです。

ちなみに一人の患者さんは、私の歯面清掃が痛くないと言って頂いたらしいです。

PMTCの時の姿勢は、スポーツをやる時と筋トレの時のフォームと似ていると思いました。研修医の皆さん、歯科衛生士の皆さんも、PMTCする時のポジションは大丈夫ですか?

PMTCの三原則、動画で学ぼう

自分でネットで調べたら、PMTCの三原則は:急がない、傷つけない、痛みを与えない、患者さんに寄り添ったPMTCを常に心がけましょう。

動画で学ぶところを見つけましたので、よかったらご参考下さい!

音楽紹介:Avril Lavigne の Bite Me

少し歯と関係ある動画ですから、聴いてみて下さい!


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