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歯列矯正中はどんな食べ物を食べてよい?おすすめのメニューや気をつけたい食べ物

今回は、歯列矯正中の食事についてお話ししようと思います。表側矯正や裏側矯正は、その装置がちょっと邪魔になり、いつものように食事ができない状況になることもありますよね。さらに、食べ物自体がトラブルの元になることも…。でも心配はいりません!矯正中におすすめの食べ物と、ちょっと注意が必要な食べ物をこの記事で紹介します。

歯列矯正中は食事に気をつけて!

表側矯正や裏側矯正の装置は、取り外しはできないので、食事中もずっとつけていることになります。そのため、食べ物に気をつけないと、食べ物が装置に挟まって取れなくなったり、装置が外れてしまうこともあります。

装置をつけた直後や調整後の数日間は、歯が動く痛みで、なかなか食事が進まないことも。でもそれだけで栄養が偏ってしまうと、貧血や倦怠感など体調不良につながることもあるので注意が必要です。歯列矯正中は、栄養バランスを考えて、ちょっとした工夫をして食事を楽しんでください。

歯列矯正中にトライしたい食べ物

歯列矯正にはいくつかの種類があり、表側矯正、裏側矯正、そしてマウスピース矯正などがあります。マウスピース矯正の場合、基本的に食事制限はないので、いつも通りの食事が楽しめます。

しかし、表側矯正や裏側矯正は、歯が動くときの痛みや口内炎ができやすいため、食べ物にちょっとした工夫が必要になります。それでは、歯が痛いときや口内炎ができたときのおすすめメニューをいくつかご紹介します。

歯が痛いときにおすすめのメニュー

装置をつけた直後や調整後には、痛みが伴うことが多いです。痛みには個人差があり、中には食べ物が歯に触れるだけで痛む方もいるかもしれませんね。

そんなときでも、食べないのは体によくりませんよね。そんなときは、以下のようなやわらかい食事がおすすめです。

  • おかゆ

  • 煮込みうどん

  • 豆腐料理

  • スムージー

  • ハンバーグ

  • 煮物

  • ポテトサラダ

  • ヨーグルトやゼリー

ご飯が噛めないときは、おかゆやリゾットにすると食べやすくなります。おかゆが苦手な方は、やわらかく煮込んだ太めのうどんが装置に引っ掛かりにくく、主食の代わりになるのでおすすめです。

豆腐はタンパク質が豊富なので、歯の痛みで肉や魚が食べられないときは、冷奴や麻婆豆腐などの豆腐料理がいいですよ。ある程度痛みがおさまれば、ハンバーグやミートボールなど肉料理も食べられるようになります。野菜を摂りたいときは、やわらかく煮込んだ野菜の煮物や、ポテトサラダ、野菜ジュース、スムージーなどがおすすめです。

デザートのヨーグルトやゼリーもOKです。ただし、アイスクリームやチョコレート、プリンなどは、虫歯のリスクが高いので、適量にして食後はしっかり歯磨きをしましょう。

口内炎ができやすいときにおすすめのメニュー

「歯列矯正は口内炎との戦い」とも言われているほど、表側矯正や裏側矯正では頻繁に口内炎ができます。歯列矯正中の口内炎は、装置が口の中の粘膜にあたり、傷ができてしまうことから発生します。口内炎ができてしまったときは、我慢せずに先生にカバーをつけてもらうと治りが早くなりますよ。

口内炎を早く治すためには、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6をしっかり摂ると良いですよ。

以下のメニューは、ビタミンB群が豊富に含まれています。

  • かつお

  • レバー

  • 豆類

かつお、レバー、豆類にはビタミンB群がたっぷり。スジがある刺身は装置に引っかかりやすいから、かつおのたたきだと比較的やわらかくて食べやすくなります。

レバーはレバニラにするのも良いけど、ニラが装置に挟まりやすいから、甘辛煮がおすすめです。豆腐は大豆を含んでいて、柔らかいから矯正中でも安心ですよ。


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歯列矯正中に注意したい食べ物たち

歯列矯正中って、痛みがなければ、口内炎がなければ、実は食事制限はそんなにないんです。ただ、食べ物によっては装置が外れるリスクや、虫歯や歯周病になる危険性が上がることもあるんですよね。そういうトラブルを避けるために、矯正中の食事に関してはちょっと注意が必要です。

特に、気をつけたいのは以下のような食べ物たちです。

  • 歯につきやすい食べ物

  • 硬い食べ物

  • 装置に挟まりやすい食べ物

  • 着色がつきやすい食べ物

歯につきやすい食べ物

歯につきやすい食べ物は、矯正中はなるべく避けたほうがいいですよ。なぜかというと、食べ物が装置にこびりついてしまうと、取り除くのが大変だからです。

それに、歯につきやすい食べ物って、砂糖がたっぷり含まれていることが多いので、虫歯のリスクも上がります。例えば以下のような食べ物は、矯正中はなるべく避けたほうが無難です。

  • ガム

  • キャラメル

  • ソフトキャンディ など

硬い食べ物

硬い食べ物は、装置にぶつかって変形したり、取れてしまったりすることがあるので、食べるときはちょっと注意が必要です。

そもそも、装置が取れてしまったら、矯正の力が歯に加わらなくなるので、治療が遅れてしまう可能性もあるんですよ。特に以下のような食べ物は、小さく切って奥歯で噛むようにする、など工夫が求められます。

  • おせんべい

  • クッキー

  • ステーキ

  • スルメイカ など

装置に挟まりやすい食べ物

繊維質が多い食べ物は、装置に絡みついて取れにくくなることがあるんですよね。それが放置されてしまうと、虫歯や歯周病になる可能性があるので、食べるときは十分に注意が必要です。また、装置が壊れてしまうかもしれないので、挟まった食べ物を取るときはゆっくり丁寧に行いましょう。

歯列矯正中に虫歯や歯周病になってしまうと、矯正を一時的に止めて治療を優先しなければならないこともあります。その結果、矯正期間が延びてしまうこともありますので、注意が必要です。以下のような繊維質の多い食べ物は、食べる前に細かく切るなどの工夫が必要です。

  • えのき

  • ニラ

  • ほうれん草

  • 麺類 など

着色がつきやすい食べ物

矯正治療中には、隙間を埋めるためのゴムや、ワイヤーを固定するためのゴムを使用することがあります。以下のような食べ物は、このゴムを黄色く変色させる可能性があるので、食べるタイミングに工夫が必要です。ゴムは定期的に交換しますが、着色が気になる場合は矯正治療の直前に取るようにしましょう。

  • カレー

  • ミートソース

  • コーヒー など

まとめ

矯正治療を終えるまで、表側矯正や裏側矯正の装置はつけたままになります。そのため、食べ物に気をつけないと、食べ物が装置に挟まったり、装置が外れたりする可能性があります。

また、装置をつけた後や調整後は痛みによって食事が思うようにできないこともあります。始めは食事に苦労することもありますが、工夫すれば楽しく食事ができるようになります。

もし矯正中の食事について疑問があれば、気軽に歯科医師や歯科衛生士に相談してみてください。一緒に矯正生活を頑張りましょう!

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