即時重合レジンの使い方

歯科医師の皆さん、即時重合レジン、使ってますか

私は大好きです

どうも勤務歯科医師のかずぴんです

レジンのあまり知られていない使用法、かと思いご紹介します

通常即時重合レジンはテックの作成や義歯修理に用いられますが、多くは筆積み法だと思います。

わたしの知る小技は、粉と液を一気に混和する方法です、それはこうです

まず、普通のティッシュに必要な分のパウダーを直接のせます。その上から駅をスポイトでたらします。十分に液がいきわたるように湿らせたら粉液混合物をティッシュでくるみながらこねます。液がしみ込んだティッシュとレジンの混合物は引っ付くことなく簡単に大量の餅状レジンが作成できます。

で、これをどうするかと言いますと、わたしは主に義歯修理に使用しています。日常、床の破損症例は多いと思いますが、破損を瞬間接着剤で仮固定して、床の新鮮面を出してチマチマレジンを筆積み、、、とても時間がかかります。

で、上記のティッシュこねこねテクニックを使用し大量の餅状レジンを作成し場合、筆積まなくても一気に破損部にレジンを貼付できるのです。餅状レジンが硬化反応を始める前に手早く、そして接着を良くするために義歯修理面をレジンの駅で濡らし、餅状レジンを固まりで載せます。あとは臭気に耐えながらレジン液でグローブを濡らし濡らししてグローブとレジンが引っ付かないようにしつつ成形して、半硬化時点でエバンスで余剰を切る

完全にレジン硬化したら床破損修理はほぼ終わりです。瞬時に厚みのあるレジンを床破損部に添加できるので、床修理は5分程度でほぼ終えることができます。

あとは必要に応じ内面の修正も行い研磨して完了です。

どうぞご参考ください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?