流れるように、話す人。

最近、立て続けに出会った「流れるように、話す人」。
"出会った"というか講演を聴くみたいな意味合いの"こちらが一方的に知っている"人なのですが。
その話し方というか話す雰囲気とか空気みたいなものを目の当たりにして、
「うわぁ、この人、頭良いなぁ」と思った。
"頭良い"というのが適当なのか、"頭が切れる"というのが良いのか分かりませんが、そんな感じ。

とにかく、思いついたことをすらすらと話すのだ。
話の途中途中で「そうですね……」とか「うーん」とかって一時考えるみたいなことも、もちろんあるのだけれども。
でも、基本的に頭に浮かんだことをそのまま口の筋肉を動かして外に出しています、みたいな。

たぶん、普段から自分のこととか周りのこととか常に観察して考えているから、なにか思考の芯のようなものがあり、どんなことも基本的にそれに沿って言葉にしているのだろうなぁ。
そして、次々と、
「あれってどうだったけ……?」と話が飛んだりとか、
「あのときはこんなこんなで……」とぐっと過去に話がいったりとか、
あちこち話題は変わるのがまた面白くて。
本当に頭の回転が早いなぁと感心しきりでした。

これもきっと、数をこなしてきたからこそなせる技なのだろう……と思いたい。

何でも自分事で考えてみて、自分なりの見解を出してみる。
それを言葉にして周りの人に伝えてみる。
何事も訓練だ。

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