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生態発生は系統発生を繰り返す

別記事をちびちび書いていたら、ちょっと行き先がわからなくなった。

タイトルは高校の時、生物の先生がよく言っていた言葉。ちんちくりんのお腹の出た中年男性で、いつも赤ら顔をしていた。理科室の準備室で、エタノールでも飲んでるんじゃないかと思っていた。いつも白衣を着ていて、ちょこちょこ廊下を歩いていた。大学に合格したら、ラーメンを奢ってやるって言ってたな。好かれていたのかな、もしかして。

「生態発生は系統発生を繰り返す」

呪文のようなその言葉。意味わからん。

受精卵から個体が成長するさまが、進化の過程をたどるようだ。という意味らしい。原始生物から人間までつながる進化の樹木の枝を、受精卵からヒトになるまでにたどる。

受精卵からいろんな器官ができてくるのを、「発生」と呼ぶのもなんだか好きで。

私たちは、発生してきたんです。ぽこんっ。

そういえば、ヒトの脳もそういう構造なのかな?人を人たらしめるのは、大脳新皮質の働きで、その内側には、トカゲのような脳が入ってるって。

これは本当かどうか、知りません。信憑性なし。

「生態発生は系統発生を繰り返す」

今日は、これが愛の言葉のように思えた。

受精卵の時は、純度100%の愛の塊。

そこに、嬉しい愛、美しい愛、歪んだ愛、苦しい愛…いろんな愛の形を知っていく。自己愛を押し付けられたりも。

全ては愛が動機。どっかの国の偉い人の動機も愛かもね。

そう思ったら、愛にへばりついた、いろんなものを、取っ払っていこうかな、と思う。私の場合は、恐れとか、嫉妬とか見返りとか…いっぱい。

でも、人だから、ゆらゆら揺れながら、繰り返すんだろうな。と書いていたら、どうでもよくなってしまった。気が済んだ。

愛は、取り扱い注意の危険物、とだけ。

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