サワークリームって自分で作れます

皆さんのおうちでは、サワークリームって常用されてますか?私はそんなことありません。そうでないおうちも多いと思います。でも、何かの折に使いたいということがあったりすると、どこかで調達する必要がありますね。そういうとき、近隣の(普段買いに行く)お店で入手可能でしょうか… そうでなかったとしても、大体そういう感じのものは作れてしまいます。用意するものは、家にあったり無かったりでしょうが、入手性に関しては問題ないものです。

そもそもサワークリームって?

サワークリームって正直私も普段使うものではなく、なんかおいしそうな料理のレシピを見ていたらたまたま出てくる程度のものです。

ということで確認してみたのですが、ざっくり言えば生クリームを乳酸発酵させたものという感じです。ヨーグルトかよ? という感じですが、どうもそういうことのようです。日本の料理では使いませんが、外国の料理では味をまろやかにしたり、ディップのベースにする目的で使ったりするようで、ヨーロッパやアメリカなどで使われてるようですね。

今回興味を持ったのは、ながらりょうこさんの書かれている「ねこと私とドイッチュラント」というコミックエッセイに出てきたもので、ドイツに住んでいるトーコちゃんと猫のむぎくんを中心とした生活関連のおはなしになっております。異国の生活感を垣間見られる作品としてかなりおすすめ。

といっても気になったのは次巻(4巻)に入ることになるであろうお話で、7月後半に「サンデーうぇぶり」にて収録されたお話からです。そこに書かれていたのは「ドイツ風のピザ」という形で書き込まれていた「フラムクーヘン」という料理です。この中で「サワークリームがあればつくれるのに」とトーコちゃんが一言発したことにより、(一時的な)同居人が動き出すことになったりするキーアイテムとなっております。

作り方が一通りでていたので、これは作らねばと思ったものの、サワークリームなんて常備してません。そして仮に店頭で買おうと思うと、近くのスーパーでは見当たらないしちょっと離れた食材店だと少し高めに付いてしまいます…

ということで調べたら前述の通りのものなので、だったら作れば良いじゃんと言う形になりました。手順はそれほど難しくありませんでした。

1. 生クリーム(乳脂肪のもの、200ml程度のもの)とヨーグルトを用意しましょう、無ければ買ってきてください
2. 生クリームの蓋を開け、開いておきます
3. ヨーグルトを大さじ2杯程度加えてぐるぐる
4. ラップをかぶせ、ゴムでラップが外れない程度に固定して、暖かいところに8時間程度おいておきます
5. これで完成、表面がかたまってるでしょうからそのまま冷蔵庫へ入れましょう

サワークリーム

なお我が家のホームベーカリーは「種菌起こし」の機能があったので、これを使って行いました。ラップはかぶせていませんでした(出してからかぶせてます)。そのまま食べるとちょっと濃いめのヨーグルトいう感じですがかなりコクがあります(牛乳ベースからすれば乳脂肪分高いし、今回は40%のものを使ってます)。「ねこと私ドイッチュラント」においては、Shmandという名前が登場してましたが、この名前で調べたところ、ドイツの料理関係にいきつけました。

こんな感じで書かれてます、上記サイトより引用させていただきました。

“シュマント(Schmand) 昔は、無発酵の普通のクリームのことを、日常口語でシュマントと言っていましたが、現在ではサワークリームの一つとして製造されています。ただし現在でもカフェー・ザーネ(コーヒー用クリーム)のことをシュマントと呼んでいる地方もあります。"

ということで、このサワークリーム的なモノを使って、本題ともいえるドイツ料理「フラムクーヘン」とつながるのでした。このお話はまた別で。

なお、余ったものはそのまま食べることもできましたが、クラッカーに軽く塗って、ブルーベリージャム乗せて食べてました。なかなかうまい。

ということで、フラムクーヘンへの前哨戦(と勝手に思ってる)であるサワークリーム作りは一応OK。次はフラムクーヘン本編ですね。


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