見出し画像

S3-8★コンセプトや企画を考える時『ゴールの期限を設定』するのがポイント!いつまでにスタートするか?

誰でもできる!ポッドキャストの作り方(シーズン3)


ラジオディレクターのデンスケが、サムライサイトーさんのオリジナルポッドキャスト番組の立ち上げから配信までのサポートの様子を公開しています。

★シーズン3
パーソナリティー:デンスケ@ラジオD
アシスタント:サムライサイトー

Spotify、AppleMusic、AmazonMusic、GooglePodcastで配信中!
ぜひ聞いてください。


Season3-8★番組企画書の説明(ポッドキャスト)

使用した企画書のフォーマットです!ご自由にお使いください。

でんすけ@ラジオD
ではここからはサムライサイトーさんの番組を番組企画書を元に一緒に埋めて作っていきます。

でんすけ考案の企画書はいろんな項目があるんですけど、1つずつ読み上げてもらっていいですか? 上から順番に。

サムライサイトー
配信の目的
ターゲット
狙う効果
番組のテーマ
番組タイトル
番組説明
配信プラットフォーム
出演者
収録方法
番組の尺
公開頻度

以上ですね。

でんすけ@ラジオD
ありがとうございます。 これを上から順番に配信の目的は何にしようかな?ターゲット層はどんな人にしようかな?というのを1つずつ埋めていってもらうことで番組のコンセプトを作ることができます。そしてこれを元に実際番組を収録して配信する流れになります。

ではこちらの項目を説明していきますので、もしわからないことがあったら聞いてください。

サムライサイトー
はい!

でんすけ@ラジオD
今回は今すぐサムライサイトーさんが考えるのではなくて、まずはこの項目を説明していくので、今週はこれを持ち帰って次回の時に考えてきたものをブラッシュアップしていきましょう!

サムライサイトー
はい、わかりました!

配信の目的について

でんすけ@ラジオD
ポッドキャスト音声配信番組をスタートするにあたっては「配信の目的」をしっかり考えましょう。

この目的は何か?というところですけどが、番組を配信することでサムライサイトーさんが実現したいことは何か?というところになります。

ここを考えるポイントは、私もいろんな番組をお手伝いしてきたんですけどもズバリ「自分に正直になること」です!

もうこれはほんとに配信の目的なので、どこか外に表示する訳ではないです。 サムライサイトーさんが番組を考えていく上での軸となる部分ですので、極端な話、女の子にモテたいとかお金儲けしたいとかも全然オッケーです!

そこから目的配信の目的に沿って、じゃあどういうターゲットでどういうテーマにしていこうかっていうのを考えていけばいいので。

配信の目的の例としては、自分がやってる音楽活動を多くの人に知ってもらいたいとか、ご自身のブログのアクセスを増やしたいとか、さっき言ったみたいにマネタイズでお金を稼ぎたい。 もっともっと自分の活動を知ってもらいたい。どんな目的でも結構ですので、ここは自分の本心をしっかりと目的で出していってください。

そんなに大きい目的でなくても大丈夫です。例ば世のため人のためとか、世界平和に貢献するとか、そういう目的ではなくて「本当に配信するにあたっての自分の正直な気持ち」これをまずは目的にしていきましょう!

サムライサイトーさん、配信の目的についてはオッケーでしょうか?

サムライサイトー
はい、大丈夫です。はい!

ターゲットについて

でんすけ@ラジオD
ここは正直に考えてみてくださいね。では2つ目の項目です。

配信の目的が決まったら今度は「ターゲット」を考えましょう。

実際に番組の目的が決まりました。ではその番組をどんな人に届けたいですか?

これは実際に聞いてもらうリスナー像をイメージして、番組のタイトルとか
配信時間とか、番組の長さとかを具体的にイメージしていくような形になります。

ホットキャストの特徴で自由なフォーマットで作ることができるというのも1つの大きな特徴なんですけど、配信の目的が決まってから、今度やはりどんな人に届けたいか?という「相手を具体的にイメージする」ことで番組をどんどん形作っていくようなところがポイントになってきます。

でんすけ@ラジオD
特に「リスナー像からコンセプトやテーマを考えていく」というところは、きっちりと対象のターゲット、例えば学生が通学している電車の時間で聞いてもらうとか、夜中にサラリーマンが家に帰ってきて寝る前に聞いてもらうとか、こういうリスナー像とシーンをイメージして、そこに合わせた形で番組を収録配信していくっていうが1つ大きなポイントになります。

そのターゲットが「どんなことに関心があって、共感しているか」それらを考えた上で自分が配信していく番組を考えてみましょう。

さらにそのリスナー像のターゲットをイメージして、そのターゲットに対する「話し手のパーソナリティーやキャラクター」もどんなキャラクターがいいか?っていうのも逆算して考えてみましょう。

でんすけ@ラジオD
音声コンテンツを配信する上でこの「共感」っていうのはすごく大きなポイントになります。リスナーにとって、話を聞きたいな!っていう存在になっていくことを意識してみてください。

例えば、歴史を学べる授業のポッドキャスト番組で、
「元学校の先生」のサムライサイトーです!
「サーフィンが趣味」のサムライサイトーです!
という肩書きではやはり「元教師」の方がリスナーにとっては聞いてみたいな!と思うポイントが高くなりますね。

実際に配信するパーソナリティーはターゲットにとってどういうキャラクターが1番いいのか。ここも目線の1つで考えてみてください。

でんすけ@ラジオD
同じようにターゲットを考える中で「リスナーはどんなシーンでこの番組を聞いているのがいいかな」「どんなシーンで聞いてほしいか」というところを考えてもらうと、そこからまた「番組の長さ(尺)」も考えることができます。

例えば毎朝の時事のニュース番組だと5分から10分程度で、旬な情報を届けることもできますし、通勤時間の配信だと15分から30分ぐらい、在宅で仕事をされてる方や子育中の方向けだと、長めに45分から60分の番組とかを考えることができます。

ちなみに日本では大体15分から45分ぐらいの番組が人気の傾向が高いです。

サムライサイトー
はい!

でんすけ@ラジオD
番組を考える上で「タイトル」もやはりこのリスナー像から逆算して考えるような形になっていきます。

音声配信のコンテンツは番組の中身を聞いてみるまではどんなものかわからない、というところがありますので、この番組タイトル自体にもできるだけトークの中身がわかるようにキーワードを盛り込んでタイトル付けをしていきましょう。

で、このキーワードを盛り込むときにやはりこのターゲットですね。
受験生が対象であれば「絶対合格!すべらない話!」とかそういう引っかかるような「キーワード」さらには実際どんな中身を話してるのか。 今回は「世界史のギリシャ編」とか具体的にその番組のタイトルであったり、その話のテーマっていうのをタイトル付けしていくのが大事になってきますね。

ではこの「ターゲット」からいろんな項目が出てきました。
番組タイトル、番組の説明、配信プラットフォーム、この辺りも全部ターゲットから考えることができます。

狙う効果について

でんすけ@ラジオD
その次に今度は「狙う効果」になります。番組を配信するにあたっては「配信するだけ」で満足してしまうと、どんどん惰性で「とりあず配信すればいいか」と長く続かなくなってしまいます。配信する上では、やはり何か効果を狙って配信していきましょう!

特にこの「狙う効果」はご自身が目標とする「具体的な数字」とか出してもらうとわかりやすいと思います。

例えば、ポッドキャスト番組を配信して「番組フォロワーが10人を超えること」とか、お客さんから「サービスの受注が1件あること」とか、連携したSNSに対してフォロワーやいいねのリアクションがあること、などの具体的な目標をこの狙う効果で挙げてもらうといいですね。

配信の目的は大きな内容になりますので、大きな内容の後に具体的に、3か月後にはフォロワーが100人になっているとかそういった目標達成のゴールを設定していきましょう。

で、この狙う効果を設定することで、番組を構成する内容の中で狙う効果を達成するにはどうしたらいいのかな?といろんなアイデアを盛り込むことができます。

でんすけ@ラジオD
あとは「番組のテーマ」です。配信の目的が決まって、ターゲットが決まって、ご自身が狙う目標や効果が決まった後に、実際に自分が作っていく「番組のテーマ」を考える形になりますね。

この番組のテーマですが基本的にはなんでもオッケーです!ご自身が配信したい目的でターゲット層に狙う効果が合ったものでテーマを決めてもらえばいいですし、逆にテーマから逆算してもらってもいいと思います。

自分はこんな話をしたいけどもこういう話を聞きたい人はどういう人かな?自分はこれをやることによってどういう効果を狙えるかな?とテーマから逆算もできます。

でんすけ@ラジオD
で、この番組テーマですけど、いきなりテーマを考えろ!と言われてもなかなかすぐにはテーマっていうのが出てこない方も多いと思います。

やはり番組にとって1番大切なことは番組を継続配信していくこと。自分が配信することを楽しむこと。

やりたくもないものを長く続けるっていうのはとても辛いことですので、自分が楽しんで話ができるテーマ、自分が何か熱量を持って取り組めるテーマっていうのをまず第一に考てみてください。

ポッドキャストの特徴で、サムライサイトーさんもおっしゃってた「専門性が高い分野」とか「こんな話、誰も興味ないんじゃないかな」と思ってる分野であっても、ご自身が熱量を持ったりとか、そこに熱く取り組めることで番組を継続して配信することができます。

配信する中でその番組を知ってもらって中長期にその番組を気に入ってもらってその中でファンが増えていくような流れができてきますので、まずは自分がエネルギーを持って取り組めるテーマ、興味関心が高いテーマを第一にテーマを考えるポイントにしてみてください。

サムライサイトー
はい!

番組テーマを考えるポイント6選

でんすけ@ラジオD
その他にも、デンスケ考案の「テーマを考えるポイント」がいくつかありますのでご紹介しておきますね。

まずはさっき言ったような「興味関心」ですね。
あなた自身やターゲットの興味を持ちそうなトピックのテーマをいくつかリストアップしてみて、その中でターゲットや番組を視聴するリスナーとかの好みや関心のあることで紐づけて、共感を呼び起こすようなテーマ探してみるのも1つです。

他にも自分の「情熱を持って取り組める」テーマを選んでみるのもポイントですね 。
例えば、ご自身が音楽活動をしてたとか、こういう運動が得意だとか、最近こういうことにはまってる、そういうのをテーマにして配信していくのもクオリティの高いコンテンツを生み出す助けになっていきます。

それ以外にも「リスナーに感情を引き起こす」テーマもありですね。
例えば笑い話であったり、感動や興奮のストーリーを語る感情を呼び起こすテーマもできますね。 自分が人から受けた感動とか面白かったこととか興奮したことをテーマにしていくっていうのも面白いですね。

あとは「最近流行ってること」トレンドとか社会的な流れとかを考慮して時代感覚に沿ったテーマを配信してみるのもありですね。
例えば最近では野球とかAIとかchatGPTとかも流行ってますよね。

こういうポイントで自分の興味があるところを調べつつ、調べたことを配信して、リスナーと一緒に勉強していくという番組もできますし、世の中の流れに沿ってその時流を掴んで最新情報をどんどん出していく、ということもできます。

サムライサイトー
うんうん。

でんすけ@ラジオD
他にも「差別化ポイント」で発見していくというテーマもありますね。

例えば今配信されてるポッドキャスト番組をバーっと見て自分が興味がある分野「この番組面白そうだな〜」とかいうのが必ず出てくると思います。ポッドキャスト番組はもう本当に数きれないほどの番組がありますので。

ただすでに今配信してる番組と同じ番組をやっても他の人は聞いてくれません。なので自分が面白そうだなと思った番組を実際に聞いてみて、調査してみましょう。

調査した上で、この番組もっとこういうのがあればいいのになとか、この番組はこういうことをやってないな、というところで「差別化」したポイントを見つけて、ご自身がそこで新しい番組を配信していく!というのも新しいテーマとして考えることができます。

ぜひ今配信してる番組の中で、それとは違うところで自分が面白いなと思うようなテーマを探してみてください。

でんすけ@ラジオD
あとはですね、リスナーを重視して「リスナーとコミュニケーションを積極的に取っていく番組」も面白いと思います。 視聴者が番組に参加しやすい要素をテーマに盛り込んでそのテーマで配信していくのもありですね。

例えば分かりやすいのが「クイズ番組」とか、あとはもうすでにフォロワーがたくさんいる方はフォロワー向けの番組とかがこれに当たると思います。リスナー参加を意識した上でテーマを作っていくというところも1つ考えるポイントになりますね。

今お伝えしたポイントを参考にしてもらいながら、やはり1番はご自身が興味を持って楽しく継続して配信できるような番組を軸に、色々考えてもらうのがいいと思います。


質問事項

ではサムライサイトーさん、今の説明の中で何かわからない事とか気になるこ事とかありますか??

サムライサイトー
そうですね。ターゲットを絞るのがなんか難しそうだなって感じがしています。 実際どういう人が興味を持つのか自分の配信したいことに対してどういう人が興味を持つのかっていうのがなかなか想像ができないかなってちょっと思ったんですよね。

配信してから、ああこういう人に受けるんだというのは反応でわかりそうな気がするんですけど、なんかターゲットを絞るっていうことがちょっと、もしかして難しいかもしれないって思っちゃって。そこらへんはどう考えていくのが正解なのかな?て思いますね。

でんすけ@ラジオD
そうですね。まず番組制作において「正解」はないです。ポッドキャスト自体もいろんなフォーマットで自由度が高い番組になってますので、あくまで私の意見は1つの参考程度にしてください。

その中で、誰でもできるシリーズなので、まずはこういったやり方でやってみませんか?という提案の一部として参考程度に聞いてくださいね〜!

いろんな考え方があって、先ほどのそのターゲットがちょっと思いつかないなということでしたらターゲットは1番最後に考えましょう。

配信の目的と自分が熱意を持って楽しく喋れそうだなと続けることができそうだというテーマを考えて、その後に狙う効果を考え、将来こういう風になりたいな!というところをふまえた上で「じゃあどういう人に聞いてもらったらいいかな」とリスナーお客さんを考えてもらうといいですし、聞いてる人のターゲット像が見えなければどういう時に聞いてもらうのが、その狙う効果を達成するときに1番効果的かを考えてみましょう。

まず「狙う効果」ですね。狙う効果が例えば番組の再生回数が100回、1000回聞いてもらおう!であれば番組自体は数多く配信していろんな人にできるだけ耳にしてたくさん聞いてもらうのが目標になるので、配信時間とかターゲット層っていうのは大きく幅広い世代でいいと思います。10代から60代とかでもいいと思います。

例えばサムライサイトーさんのギターリペアの部分で、リペアのお客さんを増やすという効果を目標にするのであれば、やはり音楽とか楽器を触ってる方をターゲットにする方がいいと思うんで20代から60代ぐらいの音楽関係の方とか音楽が好きな人をターゲットにしてもらうといいと思います。

サムライサイトー
そのターゲットっていうのは幅広くて大丈夫なんですね?

でんすけ@ラジオD
大丈夫です、大丈夫です!あくまでこの企画書の黄色の4つのポイントで分からないとこは後に置いといて、分かるところをグーっとイメージして考えて、進めてもらうといいですね。

サムライサイトー
はい!あとはそうですね、番組のテーマっていうのがものすごいざっくりだなって思って。なんかそうですねテーマ…テーマってなんだろうっ…てちょっと思っちゃって。

でんすけ@ラジオD
そうですね。サムライサイトーさんはこの番組の中で、ギターリペアに関することであったり、音楽の番組が面白いかな、自分が話せるかな、というところが色々とアイデアが出てました。

なのでやはりご自身の中でもそのお話っていうのが結構熱量を持ってとか、興味関心があってお話ができるんじゃないかなと思いますので、それをテーマにして。音楽とかそういった幅広いものをテーマにしてまうと、実際にじゃあどんな話をしたらいいんだ?というので難しくなってくると思うので、音楽の中でも例えば過去ギターを改造してきたミュージシャンとか、何かそのさらにもう少し具体的な深掘りしていくような、具体的なトピックを出していく方がいいと思いますね。

で、このテーマだけを考えるっていうのもやはり難しいものがあるので、さっきお伝えした配信の目的とターゲットであったり、効果であったりと連携して考えてもらうと、ある程度絞ってこれると思いますね。

サムライサイトー
例えば番組テーマを広く設定するっていうのでも大丈夫なんですかね?さっきのターゲットと一緒で。
例えば、今おっしゃったみたいにエレキギターを改造してきたミュージシャンとかをテーマにすると、多分ターゲットが限られてきちゃうと思うんですよね。 そこをもうちょっと広く取って、じゃあギターアンプとかエフェクターとかも含めてとか、アーティストの機材を見てその機材変歴とかみたいな、そういう広くするっていうのもありなんですか??

でんすけ@ラジオD
もちろんです!そこでサムライサイトーさんが番組を配信するにあたってやりやすいテーマ設定でいいと思います。今のお話を聞いてみるとそれこそ音響機材とかそのミュージシャンの道具とかですかね?それぐらいの広めの設定でもいいのかなと思いますね。

サムライサイトー
あーなるほど!うんうん。

でんすけ@ラジオD
ギターメーカーの違いとか、その歴史とかいうお話されてもいいと思いますし、その中でミュージシャンが実際に使ってた機材であったりとか、その改造の歴史そのバンドとかいうお話もされてもいいと思いますので。

おっしゃるようにギターの改造歴だけだとすごく狭くなってしまうので、テーマとしては『あなたの知らない音楽機材の話』とかそれぐらい広くてもいいと思いますね。

サムライサイトー
思ったより広く設定していいんだなっていうのが今話しててわかりました!

でんすけ@ラジオD
ポイントはやはりご自身が話したくて熱量があることです。ここで考えるテーマとかコンセプトで、ガチガチに縛るわけではないので、あくまで番組を作っていく上の1つの軸として考えてもらって、何か番組作りで迷った時に、例えば番組のBGMをどうしようかな?とか、番組の長さをどうしようかな?ってなった時に、このコンセプトに帰ってきてもらって、ターゲットとか配信の目的はこれだったな、じゃあここまでやらなくていいや、とか逆にちょっとこれはもう少しやった方がいいな、っていう基準になるのがコンセプトになるので、これに縛られるわけではないので、逆にしんどくなったらこのコンセプトも変更してしまっていいと思います。

もう少し広いテーマにしようかなとか、配信の目的はやっぱり今これだと難しいからこういう風に変更しよう、っていうのもありだと思います。

サムライサイトー
うんうんうん。

でんすけ@ラジオD
今時点で番組をスタートするにあたって、自分がワクワクする気持ちで、こんな番組が楽しそうだな!っていうような形でどんどんイメージして考えてみてください。

サムライサイトー
はい、わかりました!

でんすけ@ラジオD
さあ、他はいかがでしょうか??

サムライサイトー
あとは比較的なんか決まりそうな気がします。 配信の目的とかも。うんうん。目的とテーマがちょっとごっちゃになっちゃいそうな気もしなくもないんですけど、なんか多分狙う効果から考えればできそうな気がします。

でんすけ@ラジオD
そうですね。配信の目的はあくまでご自身の気持ちと思ってください。外に出さないものです。

テーマ自体は、聞いてるリスナーにも、この番組はこういうテーマで話してるんだな!というのがわかるものと思ってもらう方がいいと思いますね。

サムライサイトー
うんうん。あとこれってサムネ(サムネイル)の画像とかはやっぱり動画と一緒で重要かなってところはありますかね??

でんすけ@ラジオD
そうですね。細かいところはこのコンセプトが決まってからお伝えしようと思ってたんですけど、番組タイトルと同じでサムネイルと番組説明文とかが検索で引っかかってきます。

そこでやっぱりこの番組のイメージ がしっかり伝わらないとタップして再生してもらない形になりますね。やっぱりそのサムネイルを考える上においても、じゃあどんなサムネがいいのかな?っていうのは。その聞いてもらいたいターゲットによりますね。

例えば、ターゲットが60代以上だと、やっぱりフォントを大きくして文字が見やすい方がいいと思いますし、10代〜20代ですとフューチャー系のの甘いテイストで作ってみるっていうのも、タップしてもらいやすいポイントだったりしますので。

サムライサイトー
やっぱり重要なとこなんですね!わかりました。

あと思ったんですけど、雑誌のヤングギターとかあるじゃないですか。今月号のヤングギターを見て、この機材の使い方こうだよね、みたいな喋り方ってありなんですかね?

でんすけ@ラジオD
そうですね。これは著作権の話になってくるんですけど、書籍などからの引用、一部の引っ張り出し、参考にするっていうのはオッケーです。

ただ書籍を丸々そのまま読み上げるっていうのはNGです。

なんでかというと、その書籍とか本はそれを販売することで利益を得てるわけで、中身を全部紹介してしまうと結局誰も買わなくなっちゃいます。でも逆にこの本から一部分だけ、この本の一部を引用してますよ!というのをきちんと紹介すれば、それは紹介してオッケーですので。

そのヤングギターの今月号で、例えばマーシャルのギターがピックアップされてました。じゃあ今日はマーシャルのギターをテーマにしましょう!というので今度はサムライサイトーさんの話に持っていってもらうのは全然オッケーです!

サムライサイトー
あーなるほど!

でんすけ@ラジオD
ただその特集の記事を丸々読み上げてしまうっていうのはNGになりますね。

サムライサイトー
例えば、その今月号のヤングギターで、じゃあ誰々の機材が紹介されてました。 この機材ってどうこうですよね?あ〜これ結構、細かく言っちゃうのがダメってことですかね。

でんすけ@ラジオD
その本文の記事を丸々引っ張ってくるのはダメということです。その記事をあくまで参考に、サムライサイトーさんの考えとか想いとか知識とかを出してもらうのはオッケーです。

サムライサイトー
じゃあ例えば、この2本目に紹介されてるものとか、5本目に紹介されてるもの、みたいにその教科書的に使っちゃってっていうのは大丈夫なんですかね??

でんすけ@ラジオD
そうですね。ここのページのここの部分です、ってきちんと引用元を紹介すればオッケーですよ。

サムライサイトー
わかりました。それだとやりやすいかもしれない。

でんすけ@ラジオD
そうですね!結構定期的に発売されてる雑誌だと思いますので、じゃあ今月号を見てみましょう!というのでそこをテーマに引っ張ってくるっていうのは、その読者の方も興味があるとと思いますし、知らない方は新しい情報が入ってくると思うので、すごくやりやすいと思いますね。

サムライサイトー
はい、わかりました!ちょっとじゃあ色々考えてみます。

でんすけ@ラジオD
実際にこちらのフォーマットを元にサムライサイトーさんはこんなことを考えてきました!というので次回発表してもらってもいいですか?

サムライサイトー
はい、わかりました!!

でんすけ@ラジオD
ぜり楽しみにしてるので、また分からないことがあったらいつでも聞いてくださいね。

サムライサイトー
はい。頑張って考えます!

でんすけ@ラジオD
このコンセプトが出来上がれば、実際これをもとに番組の構成を考えていきます。

例えば、今おっしゃったようにミュージシャンの機材をテーマにした場合、じゃあそのお話でターゲット層に合わせて何分の番組を、月何回配信して、どこをターゲットにして、どんな番組にしていきましょうか。っていうその1話の配信の構成を作っていくような形になります。

でもこれを逆に、その1話の中から考えてしまうと、じゃあどこまで配信したらいいの?っていう大きな全体の設計ができなくなるので。まずはやっぱりこのコンセプトをしっかり考えてみてから配信をスタートしてみてください。

サムライサイトー
はい。

目標設定のコツ

でんすけ@ラジオD
あと、もう1つ大きなアドバイスがあります。このコンセプト作りや番組配信においてもそうなんですけども、目標設定のコツっていうのがありまして。サムライサイトーさん、なんだと思いますか?目標設定のコツ。

サムライサイトー
うーん。やっぱ具体的な数字とかですかね??

でんすけ@ラジオD
それもすごくいいですね!!僕が今言おうと思った答えに近いです。

こういったコンセプトや番組企画とかを色々考えていくにあたっては極端な話、強制ではないのでなかなか一歩を踏み出すのが難しかったりします。

なのでこういった目標設定、コンセプトを考えたり番組を配信するにあたっては『まずはゴールの期限を決めましょう!』いつまでにコンセプトシートを考えるか!いつまでに配信をスタートするか!

この『期限』を決めてから取り組んでもらうと、あ!そろそろ期限だ!という形で自分の中で焦りが出てきます。 番組配信やコンセプト、企画を考える上で『期限を設定する』のは目標達成するうえでの大きなポイントになりますので、ぜひ参考にしてください。

サムライサイトー
はい!!

でんすけ@ラジオD
その点に当たってはサムライサイトーさんはもう僕という期限がありますんでやらないと番組が進めないというところになってます。なので、そのあたり一緒に頑張っていきましょう。

そして、このコンセプトを考える番組企画書のフォーマットはnoteに貼り付けしておきますので、興味のある方はダウンロードして使ってみてください。

サムライサイトーさん、この番組のNOTEで文字起こしもスタートしてますので、番組を振り返る時とか今日のお話とかももしよかったらまたそこで見てみてください。

サムライサイトー
はい、ぜひ見てみます!

でんすけ@ラジオD
今日のお話は以上になります。次はサムライサイトーさんが作成した番組企画書を一緒にブラッシュアップしていきましょう。では皆さんまた次回の放送でお会いしましょう。

この番組はAmazon Music・Spotify・Google Podcst・Apple Podcastで配信してますので、ぜひ聞いてください。それ以外にも番組内容の書き起こしをNote(ブログ)もやっています。最新情報など気になる方はデンスケのX(twitter)をチェックしてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?