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POCO F6 Proをレビュー|6万円台から買えるのにハイエンドCPU搭載でゲームは快適・カメラも良さげ

POCO F6 Proを買ってみたのでレビューします。オンライン販売限定になっているXiaomiのSIMフリースマートフォンですね。

POCO F6 Proの外箱

このPOCO F6 Proは、おサイフケータイや防水防塵といった日本国内で重視されがちな特徴を備えていません。
じゃあ駄目じゃんとなってしまう方も一定数いるとは思いますが、逆にそこさえ受け入れられるのであれば2024年夏時点でコスパは文句なしに最強です。

※Amazonの商品リンクはアマゾン・アソシエイトプログラムを使用しています。

POCO F6 Proの外観をチェック!

こちらがPOCO F6 Proの本体です。

POCO F6 Proの本体背面

FREETEL端末でこういうのあったような気がするデザイン。ちょっと模様が入っているんですよね。
個人的にはただの白一色とかだとそんなに面白みを感じないので、模様が入ってるのは好みです。

音量ボタンと電源ボタン

側面はシンプルな銀色・平らな形状で、ボタンは右の側面に音量と電源ボタンが用意されています。

SIMスロットが本体下部にあります。

USB-C端子は本体下部にあり、横にSIMスロットもあります。
SIMはnanoSIM2枚を使用可能です。
SIMスロットは側面だとSIMカード交換時にケースを全部外さないといけなくて大変なので、下部にあるのはとてもありがたいです。

画面前面

POCO F6 Proの画面側はフラットディスプレイになっていて、購入時点で既に保護フィルムが貼られています。

ケースをAmazonで買ってみた

ケースは付属していますが黒一色のものなので、本体デザインが見える状態にしたければ別売りのケースを買うのがおすすめです。
私は599円で販売していた、KODAというブランドのケースを買ってみました。

KODAのPOCO F6 Pro用ケース

goBeltを装着して使っています。

充電端子周り

とくに重くなく厚みもないうえでボタンや端子の周りまでをしっかりガードしてくれるので、おすすめです。

充電器は付属、最大120W充電に対応

POCO F6 Proの充電器

POCO F6 Proは120Wの急速充電に対応しています。
19分あればフル充電をできてしまう画期的な仕様で、しかも充電器は同梱されているため追加で買う必要がありません。
筆者は21時52分にバッテリー残量13%のタイミングから充電開始・22時10分に確認したらもう100%になっていました。

POCO F6 Proのスペックは2023年のハイエンドクラス、学マスや原神も快適に遊べた

POCO F6 Proのスペックは以下のとおりです。

  • 価格:69,980円(512GBモデルは79,980円)

  • CPU:Snapdragon 8 gen 2

  • メモリ:12GB

  • ストレージ:256GB、512GB

  • サイズ:160.86×74.95×8.41mm

  • 重さ:209g

  • 画面:6.67インチ、3,200×1,440、リフレッシュレート最大120Hz

  • アウトカメラ:5,000万画素+超広角800万画素+マクロ200万画素

  • インカメラ:1,600万画素

  • バッテリー容量:5,000mAh、120W急速充電対応

  • セキュリティ認証:画面内指紋認証、顔認証

  • Felica、防水:なし

  • SIMカード:nanoSIM×2

全体的に非常に高クオリティーにまとまっています。スピーカーもステレオだし。
またケースや保護フィルム、専用の急速充電器一式が同梱されているのもナイスです。

Antutuベンチマークテスト結果

Antutuベンチマークテストをしてみたところ、1565338点でした。
実際に学マスをやってみたところ、最高画質・60fpsだとライブパートでは流石にちょっとカクつきがあるって感じでした。
原神は最高画質で遊べていましたし、プリコネなんかも非常にサクサクでしたが学園アイドルマスターはかなり要求スペックが高い様子。
まぁ最高画質のみとかであれば問題ないかと思うんですが、最高画質かつ60fpsは厳しい感じですね…。
そしてゲーム以外の通常用途においては、POCO F6 Proは非常に快適です。
スピーカー音質も十分良い(20万クラスのハイエンドスマホとかには負けるけど価格を考えれば高音質という感じ)ですし、ゲーム向け端末&日常的な用途を快適に行える端末としては基本的に満足度高いかと。

弱点はFelicaによるおサイフケータイ非対応、防水性能なし

POCO F6 Proの弱点は、Felicaと防水防塵性能がないことです。
まあ弱点というか、ないおかげで安く価格を抑えられてるという感じになりそうですが…。
実際私はFelicaはモバイルSuicaをたまに使っている、防水はあれば風呂で暇つぶしに使うことがあるくらいの感じです。
しかしビックカメラSuicaカードを持っているのでSuicaはそっちでも利用可能、防水は部屋に落ちてるAQUOS Rとかをテキトーに使えばいいのでまぁ対処はできます。
このように色々な方法で対処自体はできると思われるので、わりとおサイフ・防水なしという弱点は補えるのではないでしょうか。
ジップロックみたいなケースに入れれば防水なしのスマホでも風呂で使えますし…。(操作性とかは落ちてしまいますけど)

POCO F6 Proのカメラで写真を撮ってみよう

メインレンズ5,000万画素のPOCO F6 Proのアウトカメラ。

アウトカメラ

とりあえず写真を撮ってみましたが、思ったよりかなりキレイに撮影できました。

秋葉原

晴天時であればかなり鮮やかな感じの写真が生成されます。

夕方の公園

夕方も良い感じ、けっこう背景がボケますね。

秋葉原のラーメン屋

ラーメン屋に行ってみました。
非常に分厚い豚肉が印象的でした。

夜の公園

夜でも明るく撮影できます。
CPU性能に特化したスマホということでカメラには期待できないんじゃないかと思っていましたが、実際に使ってみると普通に6万円台から買えるスマホとして十分なカメラ性能がありました。

まとめ

POCO F6 Pro、確かに高性能でした。
もちろんおサイフケータイや防水がないので重視する人は注意ですが、重視しないのであれば2024年夏に買うべきスマホとしては最強です。
個人的には元々メインスマホとして使っているGalaxy S24 Ultraよりも軽量で角が丸くズボンのポケットに入れやすいのが良い感じで、最近屋外でのメインスマホみたいになっています。(Galaxyは腰に装着したスマホホルダーに入れておいて決済時などに取り出す形)
ただ真夏日のような日光が強い屋外だとけっこう輝度に限界があり、表示が見づらいときがしばしばあるのは弱点に感じました。
なにはともあれPOCO F6 Pro、メインスマホは別に用意しつつゲーム用サブスマホとして買うのも良いですし、おサイフケータイや防水が不要なら普通にメインで使うのもアリだと思います

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