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Xiaomi 14 Ultraをレビュー|ハイエンドスマホとしては弱点もあるが、小型高性能カメラとして便利な1台。

Xiaomi 14 Ultraを買ってみました!ということで、使ってみた感想をまとめます。

Xiaomi 14 Ultraの外箱

私、電子レンジマンはXiaomiのハイエンドスマホといえばXiaomi 11T Proから始まる◯◯T Proシリーズしか買ったことがありませんでした。
そもそも日本でそれとPOCOしか展開されていませんでしたからね。
2019年末から国内展開が始まったXiaomi、ついに2024年にしてXiaomi 14 Ultraという超高性能カメラ搭載モデルが投入されました。
はたしてそのカメラ性能は、そしてハイエンドスマホであるからにはゲーム性能など諸々も気になるところ。
ということでチェックしていきましょう。
なお商品リンクはAmazonアソシエイト・プログラムのものを使用しております。

Xiaomi 14 Ultraの外観をチェック!

Xiaomi 14 Ultraはレザー調の本体背面になっています。

本体背面

正直黒は汚れやすくて微妙な感じもあります、高級感はありますけどね。

電源・音量ボタン

右の側面に音量ボタンと電源ボタンがあります。電源ボタンはギザギザ加工。

純正ケース

本体に付属の純正ケースはプラスチック製だと思われますが、コレもギザギザした変わった加工。

わりとよく出来てるケースですが写真からも分かる通りちょっと汚れやすい印象です。
そして国内では基本的にセットで販売されているフォトグラフィーキットには別のケースも付属しております!

フォトグラフィーキットのケース

こちらは本体の背面に近いベタッとした素材になってます。
レンズ周りの部分はオレンジ色のパーツに交換したり、67mmレンズフィルターを付けられるパーツに変更したりできます。

67mmレンズカバー

私はレンズカバーを付けてみてます。
さらにカメラグリップを装着可能なのだ!

カメラグリップを装着!

ストラップも付属してますが、私は部屋に落ちてたどうでもいいストラップを着けております。
もはや佇まいは完全にカメラですよね。

Amazonで買った透明のケース

ちなみに透明ケースを通販で買ってみました。
普段遣いではこっちにして、カメラを本格的に使う時にフォトグラフィーキットのケースに付け替えようかと思ってます。

充電器は90Wのものが付属!

Xiaomi 14 Ultraの充電器

Redmi Note 13 Pro+やXiaomi 13T Proなどは120W充電器が付属してますが、Xiaomi 14 Ultraは最大90W充電とのことで充電器もその仕様のが付いてきますね。
33Wでフル充電可能。
8時41分充電開始で9時19分に確認したらもう100%になってたりしたので、充電スピードには文句なしですな。
まあ120Wじゃないのはなぜなのか気になりますが、何らかの限界があったんですかね…?

Xiaomi 14 Ultraのスペックは2024年最高クラス

Xiaomi 14 Ultraのスペックは以下の通り。

  • CPU:Snapdragon 8 Gen 3

  • メモリ:16GB

  • ストレージ容量:512GB

  • 画面:6.73インチ、3,200×1,440、リフレッシュレート120Hz

  • サイズ:161.4×75.3×9.20mm

  • 重量:219.8g

  • バッテリー容量:5,000mAh

  • おサイフケータイ、防水なし

全体的に最上級の性能ですが、おサイフケータイや防水には対応してないので注意。
正確にはFelicaじゃないVISAタッチとかなら使えます。

Antutuベンチマークテスト結果

Antutuベンチマークテスト結果は2039269点でした。
圧倒的な高さ、流石Snapdragon 8 Gen 3です。
動作も実際常時サクサクで、最新の学マスとかも高画質で快適に遊べるのです。(ゲームの動作についてはYouTubeチャンネルの方で動画で検証してます)

ただし、カメラがデカいので扱いづらい。

注意点としては、こいつ背面の大部分がカメラなので持ちづらいんですよね縦にも横にも。
結果として、けっこうゲームとかはしづらいです。
ゲームをバリバリやるなら、Xiaomi 14 UltraでなくGalaxy S24 Ultraとか他のSnapdragon 8 Gen 3搭載スマホが良いかも。
あるいはSnapdragon 8 Gen 2搭載のPOCO F6 Proもおすすめ。

Xiaomi 14 Ultraのカメラで写真を撮ってみよう

Xiaomi 14 Ultraのカメラはめっちゃ使ってますね、家でも外でも。

ハードオフでレンズキャップを買ってきた

レンズ構成は以下の通り。

  • メインカメラ(23mm)5,000万画素(F1.63~F4.0無段階可変絞り)

  • 75mmフローティング望遠カメラ5,000万画素(F1.8)

  • 120mmペリスコープカメラ5,000万画素(F2.5)

  • 12mm超広角カメラ5,000万画素(F1.8)

メインレンズ以外はマクロ撮影にも対応していて、私はよく75mmのレンズを屋外や室内でのフィギュア撮影に使ってます。

屋外での撮影例

屋外だとかなり背景がボケるんですよね75mmレンズによるマクロ撮影。
離れた位置でここまで寄れるからスマホが影になったりもしないです。

逆転王

ちなみに室内ではマニュアル撮影モードを使うことで、色や明るさを調節して良い感じに撮れます
そのままでもそれなりにキレイになるけど、背景の色とかは手動でホワイトバランス等を調節したほうがキレイになるかと。

公園の木

屋外でも非常に雰囲気のある写真を撮影できるぞ。

中野

先日3ヶ月くらいぶりに東京に行ってきたんですが、移動中はずっとこのXiaomi 14 Ultraで写真を撮っておりました。

上野のカエル

ちなみに色合いはLeicaオーセンティックとLeicaバイブラントの2種類を選べて、私は主にオーセンティックで撮影してます。(ちょっと明暗が強調された感じで落ち着いた世界観になる)

ラーメン

2024年、スマホをカメラとして活用して遊びたいなら最強はXiaomi 14 Ultraだと思います。
動画撮影も込みならGalaxy S24 UltraかPixel 8 Pro、iPhone 15 Pro系辺りも良いと思われますが。(Xiaomi 14 Ultraはやや動画撮影時の音とか接写に弱い気がするので)

夜景もそれなりに良い感じです

あとは夏場にどのくらい耐えられるかが気になるところ、例えば同じライカ監修レンズのAQUOS R7や、ソニーのXperia 1 Vなどは音速で熱による使用不能になってたので…。高性能カメラでも熱ですぐダウンしちゃったら厳しくはありますからね。
Xiaomi 14 Ultraはとりあえず30度超えてた都内では普通に延々撮影できてたので、わりと熱に強そうな印象はあります。

まとめ

ズームはまぁ限界あります

Xiaomi 14 Ultra、重いのとレンズデカいのでスマホとしてはちょっと使いづらいもののカメラとしては携帯性バツグンなうえでけっこうキレイに撮れてナイスです。
また私の場合普通のデジタルカメラは雑にポケットに入れづらいですし、外で撮ってるとき周りの目が気になってしまいがちなんですよね。
Xiaomi 14 Ultraはフォトグラフィーキットを外してれば「なんか妙だけどスマホ」くらいの感じにはなるので、気軽に外で使いやすいです。
もちろん画質とかを徹底的に極めるなら高額な一眼レフなりミラーレスがベストになるとは思われますが、手軽にスマホ1台で色々撮影したい!という人にはこのXiaomi 14 Ultraがおすすめです。

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