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エスタブリッシュメントのしたたかさと強引さ。日本自動車産業はどうなるか。

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自動車は、日本の唯一の世界競争できる「勝ち組」産業であるのは疑いもないが、「地球温暖化」政策の流れが正しいという神話が台頭し、まさに産業構造が大転換することに。正しく生きていると思いたい大方の日本人。世の中は平等であると言う思い込みが、瓦解していきつつあるのは、誰でも肌に感じつつある最中に、二万社もの自動車産業の系列で「教育」された人々は放出されてしまう。中国も、欧州も、米国も、この新しいラウンドが現実になるのを、10年前から周到に準備している。かつて90年代から日本の電子通信産業が攻撃され、次は自動車だ。しかし、一丸となってこの現実に直面できるかどうかはわからない。東京オリンピックでこれも「日本人」が肌に感じた、エスタブリッシュメントのしたたかさと強引さを、再度思い知ることになるのだろうか。

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