チラムネへの愛を語るレビュー
『千歳くんはラムネ瓶のなか』(著:裕夢先生、イラスト:raemz先生)
『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、発刊当時に「リア充青春ラブコメ」という看板を引っ提げて世に送り出されたわけだけれど、もうちょっと大きな括りのジャンルで見るとしたら「青春もの」だろうと思う。
舞台は福井県。
かなり現実寄りの舞台設定で、どこか懐かしく、優しさを感じられる世界のなかで、何でも出来てしまう主人公の千歳くんが、可愛いヒロインたちと楽しく交流する物語……うん、青春だ、青春してる。
この作品は、それが高いレベルでまとめられていて、ライトノベルならではのラブコ