でんしはと

酸いも甘いも噛み分けつつある社会人。珈琲好き。 最近足を踏み入れた小説やらラノベのレビ…

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酸いも甘いも噛み分けつつある社会人。珈琲好き。 最近足を踏み入れた小説やらラノベのレビューを、気が向いたときに書いていきます。 考察より全然軽く、感想よりちょっとだけしっかりと。 自分の心動かされたものを文字にしてみたいと思います。

最近の記事

ひとくちレビュー 『灰原くんの強くて青春ニューゲーム1』(著:雨宮和希先生、イラスト:吟先生)

 灰色の青春から虹色の青春へ。  22歳から17歳へバック・トゥ・ザ・ユース!  灰色だった青春時代をやり直したいと願う主人公、灰原くんが知識と経験をそのままに、高校生活もう一回やり直すお話。題して、虹色青春計画!  なのだけど、やり直す前の大学時代の実技スペックが高いのなんの!  料理が上手くて、歌も上手くて、高校時代から引き続きバスケも鍛えていて……これだけでも虹色の大学時代にはならなかったのか!!  ……と、ちょっと不思議に思ったけど、内面に大きな劣等感という

    • チラムネへの愛を語るレビュー 『千歳くんはラムネ瓶のなか』(著:裕夢先生、イラスト:raemz先生)

       『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、発刊当時に「リア充青春ラブコメ」という看板を引っ提げて世に送り出されたわけだけれど、もうちょっと大きな括りのジャンルで見るとしたら「青春もの」だろうと思う。  舞台は福井県。  かなり現実寄りの舞台設定で、どこか懐かしく、優しさを感じられる世界のなかで、何でも出来てしまう主人公の千歳くんが、可愛いヒロインたちと楽しく交流する物語……うん、青春だ、青春してる。  この作品は、それが高いレベルでまとめられていて、ライトノベルならではのラブコ

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