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アニメウマ娘 Season3 元ネタメモ 第10R

前回のまとめ


アバンタイトル

00:09 チームスピカ4カ条

スペの後の壁に貼られた注意書きに手書きで1条追加されている
「4. 3トイツは弱い」
トイツ=対子は、麻雀の同じ牌が2枚手元にある状態のことを言い、「3トイツ」はそれが3セットになること
この場合、役の形に持って行ける待ちのパターンが限られるため、麻雀理論ではあまり良い手牌ではないとされることが多い
ウマ娘のレースには全く関係ないので、おそらくゴルシがラクガキしたのだろう

00:20 宝塚はグラスちゃ…

アニメ Season1 の8話で描かれた宝塚記念で、スペシャルウィークはスズカのことばかり気にしてレースに身が入っておらず、そこを徹底マークしていたグラスワンダーに突かれて敗北した

オープニング

特に変化無し

本編

02:17 トレセン学園地域合同イベント

トレセン学園では春と秋にファン感謝祭を開催しているが、春の感謝祭は4月頃に行われる設定で、内容も体育祭的なものなので今回のイベントとは別
なお、ポスターが幼児の描いたような絵柄になっているが、おそらくブライアンが自ら描いたもの
アニメ Season1 Extra R「BNWの誓い」でも、ブライアンは駅伝大会のポスターを似たような絵柄で描いて見せている

03:04 射的をするシンボリクリスエス

アプリのシンボリクリスエス(初期勝負服)の固有演出でもスナイパーライフルを撃っている描写がある

03:06 ヒシアマゾンの顔出しパネル

練習時にいつもゴール板代わりにされているヒシアマさんのパネルが、記念撮影用の顔出しパネルに改造されている

03:09 高知・岩手物産展

アニメ Season1 の頃にも出店を行っていたウララとユキノが登場
史実でハルウララは高知競馬場所属しており、アニメ内でも高知でレースを走っている描写がある
史実でユキノビジンは、当初中央でデビューを予定していたが、入厩予定の馬房に空きがなかったことから、盛岡競馬場でデビュー
その経緯からウマ娘では岩手出身で方言を使う設定になっている

03:49 スピカの執事喫茶

アニメ Season 1 の6話では、ファン感謝祭でリギルが執事喫茶を出店しており、エアグルーヴ、テイエムオペラオー、フジキセキ、シンボリルドルフらが執事衣装で接客していた
ところでゴルシ、それは執事じゃなくて羊だ

04:39 サトノ家のメイド喫茶

カペラのトレーナーがいつもメイド服を着ているためか、ダイヤとクラウンもメイド服を身につけてメイド喫茶を出店している
で、カペラトレーナーが常にメイド服の理由の方は?

04:45 かわいいはつくれる!

2010年前後に花王のエッシャンシャル トリートメントのCMでキャッチコピーとして使われ、一時期流行語になった
なお、カレンチャンのモットーである「カワイイ」は、単に容姿が可愛らしいということではなく、精神的な強さなどを兼ね備えた広い概念なので注意

同じ並びの看板で、マンハッタンカフェは「喫茶マンハッタン」を出店しているが「友と共に…」は、アプリのカフェ育成ストーリーに出てくる「お友だち」を指したものか
「お友だち」とは、カフェだけが感じ取ることができる霊的な存在で、容姿も彼女に似ているという謎のウマ娘
その正体は、史実でドラマを制作する際、見た目が似ている産駒のマンハッタンカフェがその役を演じたという、サンデーサイレンスではないかと言われている

その他、カノープスのジャンケンビンゴ、オペラオーの歌劇「オペラ座の覇王」、ライアンのブートキャンプ、ナカヤマフェスタの「ちんちろりん」などの看板が掲示されていた

04:58 宝塚記念の得票数

史実でキタサンブラックは2017年宝塚記念のファン投票で、10万票あまりを得て1位となった(前年の宝塚記念、有馬記念を含めて3期連続1位)
2位はサトノダイヤモンド、3位はシュヴァルグラン、サトノクラウンは8位
サトノダイヤモンドは凱旋門賞へ向けた調整を優先し、出走を回避している

05:42 シュヴァルグランのフォーク

もはや説明不要の大魔神直伝フォーク
バッティングセンターの時とは違い、しっかり的に当たったのは、少しずつ成長してきている暗示か

06:21 型抜き

昔ながらの縁日でよくある「型抜き」
砂糖とデンプンで固めた板にイラストが溝として掘られており、その溝に沿って画鋲の針などで慎重に削り取り、型を割ることなくくり抜けたら景品が貰えるというゲーム
形状が複雑だと高得点で、より良い景品が貰える

ちなみに予告でドゥラメンテが苦悶する顔が映っているのを見て、リハビリで壁にぶつかっているのか?などと言われていたが、蓋をあけてみたら型抜きをやっていただけだったというオチ(しかも一瞬で型を粉砕して失敗)

08:21 ファインモーションのラーメン屋台

ウマ娘ではアイルランドからの留学生という設定のファインモーションは、日本で出会った「ラーメン」に感銘を受け、湯切りの腕を自慢するほどのマニアとなった
エアシャカールとはいつも一緒にいる仲の良い友人関係(いわゆるシャカファイ)で、この2人が寮の同室とよく勘違いされるが、実際にはファイン・エアグルーヴ、シャカール・ドトウという組み合わせが正解

その後のシーンで、ラーメンを思いっきり啜る名称不明のカノープス新人とそれを見つめるアースという関係が出てくるが、どういう繋がりがあるのかは今のところ不明

08:32 おばけやしき

キングがエルと一緒におばけやしきを探索
序盤は強がっているが、脅かされたら腰を抜かしている
実はアプリのホーム会話でも「怖い話をして涼もうなんてバカなことを言ったら一生口を利いてあげないから」というほどの怖がり

一方脅かし役は、アプリでも実装されているハロウィン衣装の、ライス(ヴァンパイア)、ブルボン(おばけ)、クリーク(マミー)
前回の春天で何の絡みもなかったので、ライスの今期の出番は終わりだろうなと思っていたお兄さまの心臓は止まりました
可愛すぎるでしょこれは

08:45 大食い対決

アニメ Season1 では、オグリ、タマ、クリークがドーナッツの大食いで勝負していたが、今回はBNWの3人がバナナの大食いで対決
この中で、タイシンは小食であることが明確になっているので、他2名と比べてペースが遅い(タマも小食なので同じ枠か)
ハヤヒデとチケゾーの差は微妙だが、バナナなら史実を考慮すると、ハヤヒデが有利と思われる
実馬ビワハヤヒデはバナナが大好物で、既ににんじんを頬張っているにも関わらず、バナナが差し出された瞬間に、それを吐き捨ててまでバナナにかぶりつく様がVTRとして残っている
これが勝利の方程式!さすがにアタマが良いな姉貴!!

08:53 占いの館と風水の館

これももはや説明不要なレベルで毎度登場しているフクキタルの占いの館
ただし、ドトウは別件で不在なので、タンホイザだけが助手をしている
コパノリッキーは6話でダイヤに風水アドバイスして以来の再登場

09:03 パマヘリライブ

メジロパーマーとダイタクヘリオスの爆逃げコンビがライブを開催
会場後方ではヘリオスの想い人(?)のダイイチルビーが見守っている
このヘリオス→ルビーの片思い説は、現実世界で よしだみほ さんの「馬なり1ハロン劇場」という漫画が「ヘリオス・ルビー 恋物語」というエピソードを描いたことでも広く知られるようになった
共に1991年のマイル戦線で活躍し、1,2フィニッシュになることも多かったこと、超良血の牝馬ルビーに対して、そこまでの血統ではないヘリオスの身分差などが、ファン達の心を捉えたようだ

09:08 ミューズ衣装コレクション

アプリのイベントストーリーで度々取り上げられた「ビューティードリームカップ」の勝者のみが着ることができる「ミューズ(芸術の女神)」衣装
6月=ジューンブライドということで、花嫁衣装がモチーフである
そのような衣装を纏ったエアグルーヴ、カレンチャン、マヤノトップガンの3名が登場
一瞬だがマイクを持って彼女らを紹介しているビューティー安心沢も見える

09:19 縁日のゲームを楽しむフラウンス

ニシノフラワーとセイウンスカイは、いずれも西山牧場の所有馬で、この2頭の産駒もいたことから、ウマ娘の両者も非常に仲が良い
なお、フラワー・スカイの頃の西山牧場オーナーは、先代の西山正行氏であり、現在オーナーとして良く知られているのは、そのご子息の西山茂行氏
また、茂行氏のご息女はハンドルネーム「たろう」として X(twitter)上でウマ娘の話を度々しており、フラワー・スカイ推しの業界最大手と言われている(身内しか入手し得ない実馬グッズなどを所有しており、どうやっても一般人では敵わない)

09:22 ふれあい動物ひろば

猫のメトに背中に乗られ、タヌキに潜りこまれ、ヤギに囲まれるという、実馬メイショウドトウの動物エピソード全部盛りの姿である
隣にいるタイキシャトルは、これも実馬が引退後に同じ牧場(ノーザンレイク)に居た仲
ちなみにドトウとメトさんのフォトブックが現在販売中です

09:32 親しい人たちの来店

テイオーの憧れの人(史実父)ルドルフ、Season 2 でテイオーを救ったターボ、メジロ家からライアン、ドーベル、じいやさん、主治医(この人何で注射器剥き身で持ってるの…?)、ウオダスの同期アストンマーチャン、スペのおかーちゃん(育ての母)が執事喫茶に次々来店
ゴールドシップは今浪さんを嬉しそうに誘い入れ、グラスワンダーが微笑ましく見守っている
このウマ娘2人の関係だが、実馬ゴルシとグラスは引退後ビッグレッドファームで隣の馬房同士になっていたことがあり、ゴルシは何故かグラスに欠かさず挨拶をし、グラスもそれを嬉しそうに見ていたという逸話がある
(俺様気質のゴルシが下手に出るとは、やはりグラスは古武士…)

12:27 春シニア三冠

現実の中央競馬では「春古馬三冠」と言われる3つのG1レースが大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念で、勝利すると特別報奨金が交付される
トレーナーが「まだ誰も為し得たウマ娘は居ない」と言っている通り、現実でも三冠制覇した競争馬は(大阪杯G1昇格以前を含めても)存在しない
惜しいところまで行ったのは、ウマ娘化されている中だとメジロマックイーン(1,2,1着)、マーベラスサンデー(1,3,1着)など

12:44 凱旋門挑戦へ

史実でもキタサンブラックの陣営は、宝塚記念後に凱旋門賞に挑戦する意欲を示し、凱旋門賞に出走登録を行っていた

14:08 トレセン学園を去るウマ娘

アプリやコミカライズでは時々描写されていた、レースで結果が残せず、夢破れてトレセン学園を去るウマ娘
現実の競走馬でも、中央に登録される数千頭のうち、勝ち上がれるのは3割前後と言われているので、大半の馬は1勝を上げることもできずに競走生活を終えることになるという厳しい世界である
しかし、そんな姿をいまあえて描写したことが、キタサンの物語にどう影響してくるのだろうか…

14:51 凱旋門賞に挑んだ日本のウマ娘たち

特集記事に掲載されているウマ娘たちの史実での成績は以下の通り

  • シリウスシンボリ 1986年 14着

  • エルコンドルパサー 1999年 2着

  • マンハッタンカフェ 2002年 13着

  • ナカヤマフェスタ 2010年 2着、2011年 11着

  • ゴールドシップ 2014年 14着

それにしても、皆ターフでの姿を写されているのに、1人だけフランス観光を満喫しているゴルシよ…

16:08 トレーナー懇親会

スピカの西崎(設定のみ存在するらしい)、リギルの東条、カノープスの南坂、ブルボン(チーム名不明)の黒沼ら、トレーナー陣がバーに集合
あからさまに見た目が不審者だが、黒沼さんはいまだに上着を返して貰ってないらしい(おばけやしきのシーンをよく見ると、ブルボンはジャージを肩に掛けている)

そして、カペラのメイドトレーナー(氏名不詳)も合流
これまでメイド服を常時着用しているという以外の個性が全く不明だったカペラTだったが、ここに来てテキーラをジョッキで行くとんでもない酒豪であることが明らかになった
おそらく元ネタは漫画「刃牙」シリーズの登場人物、範馬勇次郎がアルコール度数70%のウイスキーをジョッキに注いで一気に飲んでいたシーンと思われる

なお、仮にテキーラを40%として、中ジョッキ500ml分飲んだら、成人男性の1日の適正量と言われる純アルコール換算量20gの10倍に達するので、地上最強の生物を自負する人以外は真似するのを止めよう(馬はアルコール分解能力が高いらしいので、ウマ娘が居る世界のヒトも酒には強いのかもしれないが)

一方、黒沼TはカペラTの酒豪ぶりを知らなかったのか、「ミルクもあるぜ」と茶化しているが、この手のやりとりは映画やドラマで荒くれ者が絡んでくるときのテンプレ(やはりカタギじゃないのでは…?)

17:34 各地で宝塚記念を観戦する人々

ウマ娘の世界では、レースに対する関心が極めて高いので、現地を訪れる人のみならず、全国各地から中継を楽しむ人たちも多い
まずは「清水の舞台から飛び降りる」で有名な清水寺から、修学旅行生たちが、その次には箱根の金時山の登山者がスマホで観戦している
金太郎の童謡で歌われる足柄山の金太郎は、この金時山周辺の足柄山地を指し、山の名前も金太郎こと坂田金時から名付けられたもの
それにしても、そんなにレースが気になるなら、観光は別の日にしたら良かったのでは…

18:47 逃げを打つシュヴァルグラン

ここまで惜敗が続いていたシュヴァルグランだが、今回は好スタートの勢いのまま飛び出し、逃げを打つという奇策に出た
史実では、この作戦は鞍上の福永祐一騎手(現調教師)が独自の判断で行ったもので、オーナーの佐々木氏や友道調教師との事前の打ち合わせでは先行策を取る予定だった
結果としてこの作戦は不発で惨敗する結果となったため、佐々木氏は立腹
福永騎手は1年以上もの間、シュヴァルの鞍上を降ろされることになった
やっぱり大魔神を怒らせてはいけない…

21:22 サトノクラウン勝利

シュヴァルグラン、キタサンブラックが相次いで沈む中、サトノクラウンが1着を勝ち取った
香港ヴァーズ以来のG1 2勝目、国内G1は初制覇となった
それにしても、喜びを隠しきれないクラちゃんがやたらかわいい…

22:09 謎の惨敗

スパートのタイミングになっても、いつものような力強い伸びが出せなかったキタサンは9着と惨敗
レースを終えた後も、言うことを聞かなかった自身の身体に困惑するかのようなそぶりを見せていた
史実でもこの惨敗の原因については様々な議論が交わされ、春のG1三連戦で疲労が蓄積していたという説(アニメ内でも風邪を引いたのがその示唆か?)もあったが、鞍上の武豊騎手や清水調教師は、キタサンの状態に気になる点はなかったと述べており、敗因はハッキリしないのであった

エンディング

特に変更なし

次回


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