見出し画像

アニメウマ娘 Season3 元ネタメモ 第9R

前回のまとめ


アバンタイトル

00:00 昭和のニュース風演出

4:3の画質が悪い映像で、昭和のニュースにありがちな演出
お手元のテレビは正常です

00:04 ダイヤの阪神大賞典

2017年の阪神大賞典がモデル
昨年の有馬記念を勝利したサトノダイヤモンドが、この年の初戦として選んだレースで、シュヴァルグランと激突
必勝を期して早めに仕掛けたシュヴァルグランだったが、サトノダイヤモンドが最終直線で差し切って勝利した

00:17 キタサンの大阪杯

同じく2017年の大阪杯がモデル
前年まではG2 産経大阪杯であったが、この年からG1に昇格し、名称も大阪杯となった
こちらではキタサンブラックがサトノクラウンと激突
レース展開は、道中3~4番手の好位に付けたキタサンブラックが危なげなく勝ちきって、G1 4勝目を上げた

00:23 よっこいしょういち

重い物を運ぶときなどに口にするかけ声である「よっこいしょ」と、旧日本軍の帰還兵「横井庄一」さんの名前を掛けたシャレで、昭和のおじさんが好んで使う
横井庄一さんは陸軍の兵士としてグアム島に配属されたが、アメリカ軍との戦いで部隊は壊滅
公式記録には戦死したものとされたが、実はジャングルに潜んで生き延びており、終戦後もその事実を知らないまま生活していた
それから約27年も経った1972年、現地住民に発見され日本に帰国
記者会見で語った「恥ずかしながら帰って参りました」がその年の流行語になった

00:26 福永精肉店

商店街の競馬関係者名シリーズにまた一つ追加
この「福永精肉店」は「武八百重」の隣にあるが、現実でも福永祐一調教師は子供の頃に武豊騎手の隣家に住んでいた
福永祐一さんが騎手を目指したきっかけも、先に騎手として活躍していた武豊さんの華々しい姿にあこがれたからだとか

オープニング

特に変化無し

本編

02:54 迫る熱に押されて

今話のサブタイトルはアプリのSSRキタサンブラックのタイトルと同じ
天皇賞春でのキタサンブラックVSサトノダイヤモンドが描かれた場面である

[迫る熱に押されて] キタサンブラック

02:54 お菓子はいくらまで?

遠足のお供にお菓子はつきもの
内容物は、キャロりこ(じゃがりこ)、コーン???(チョコボール)、サ????(ブラックサンダー)、Chips(チップスター)、ウサギのマーチ(コアラのマーチ)、???、きのこのむら(きのこの里)、たけのこのまち(たけのこの里)、パリットおいも(???)、カルシウム???(???)、Chocolate & Biscuit (アルフォート)、???飴(???)、チ???(プチチョコラングドシャ)、ポテ???(プチポテトコンソメ味)、イカ???(???)、バナナ、SALAD(プリッツ旨サラダ)、チョコレート カカオ75%(チョコレート効果 72%または86%)、MILK(???)
さらに明治のババナオレとサンガリアのバナナ&ミルクか

02:59 青春18万kmきっぷ

元ネタは「青春18きっぷ」
JR全線(アニメ内では私鉄と思われる路線にも乗車しているが…)の普通列車1日乗り放題が5回分セットになったお得な切符(1人で5日でも5人で1日に使っても良い)
若者向けを意識したネーミングだが、使用に年齢や学籍の有無で制限はない
ちなみに名前の通り18万kmまで乗車できるなら、地球を約4周半できることになる

03:05 府中駅前のオブジェ

巨大なたまごのように見えるオブジェは、「ラグビーのまち府中」のモニュメント
15人制のラグビーユニオンの社会人リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に所属する「東芝ブレイブルーパス東京」、「東京サントリーサンゴリアス」が府中市内に拠点を置いていることからPR事業として発足した

03:31 電車移動開始

京王線で府中駅→新宿駅へ(特急で約30分)
途中でレース場が見えると言っているのは東京競馬場(府中ー東府中の中間あたり)

04:30 東京駅

おそらくJR中央線で新宿駅→東京駅へ(快速で約15分)
じゃんけんの結果、葉京線(京葉線)で蘇我方面へ

05:02 動く歩道

同じJRの東京駅内にもかかわらず、中央線・山手線などのホームと京葉線のホームは非常に遠く離れており、乗り換えに10分以上もかかる
キタサンとダイヤが人間の女の子に手を振っているのは、その連絡通路途中に設置された動く歩道(エスカレータの平面版のようなもの)
ちなみに、山手線の品川方面から京葉線(その逆も可)に乗り換えたい場合、東京駅まで行くより、1つ前の有楽町駅で降りて東京国際フォーラム方面へ歩いた方が近い
このショートカットはJRが正式に認めており、有楽町の改札窓口で「京葉線に乗り換えたい」と伝えると連絡票を貰うことができ、東京駅京葉線改札でその連絡票を見せると、途中下車したことにならずに再度改札内に入ることができる

05:22 五井駅

JR京葉線で東京駅→蘇我駅へ(快速で約45分)
さらにJR内房線で蘇我駅→五井駅へ(快速で約10分)
乗り換えたSLのような見た目の列車は、小湊鐵道のトロッコ列車(先頭の動力車は蒸気機関ではなくディーゼル機関)

06:40 小湊鐵道周辺観光

小湊鐵道の馬立(うまたて)駅
鎌倉時代に馬のセリが行われた場所だった、あるいは馬の集結地であったということが由来の地名とされている
木造の駅舎は国の登録有形文化財に登録されている

お参りしたお寺は上総牛久駅から行ける笠森観音
観音堂の建築様式は国指定重要文化財、周辺の山々は国指定天然記念物となっている

アイスクリームを食べているのは、いちはら里山ファーム(馬立駅付近)
地元で採れた果実を加工したジェラートなどを販売している

沿線の菜の花は、養老渓谷駅付近にある石神の菜の花畑
ただし、近年は気温の変化や整備の不足で菜の花が激減してしまい、このような光景はなかなか見られないとのこと

緩やかに流れ落ちる滝は、養老渓谷の粟又の滝
秋には紅葉の名所にもなる

この名所めぐりには、小湊鐵道の公式Xアカウントも反応していた

07:25 いすみ鉄道

小湊鐵道沿線を観光した後、上総中野駅で、いすみ鉄道に乗り換えて大原駅まで
車内の天井に飾られていた和紙作りの灯籠のような飾りは、実際にそういうイベントがあったようだが詳細不明

なお、2人は立ち寄らなかったが、いすみ鉄道 国吉駅近辺に「レストラン ライスシャワー」というお店があり、店内には実馬やウマ娘のグッズが所狭しと飾られている
お兄さま、お姉さまは聖地巡礼しよう

07:57 いすみの灯台

大原駅からJR外房線に乗り換え太東駅へ(約10分)
そこから車で5分ほどの距離に太東崎灯台がある
この灯台は、恋人達が未来を語り合うのに相応しいロマンチックな景観の場所として「恋する灯台」に認定されている
つまりキタサトのキマシタワーが建ったってことじゃん!!!

11:06 天皇賞春開幕

モデルは2017年の天皇賞春
キタサンブラックとサトノダイヤモンドの2強対決と目され、1番人気が連覇のかかったキタサンブラック単勝2.2倍、2番人気が有馬記念での勝者サトノダイヤモンド単勝2.5倍だった

12:54 ターフビジョンの特集映像

G1の開催時などにファンファーレの前にターフビジョンで流れる特集映像
過去の同レースを勝利した名馬たちを紹介し、会場のボルテージを上げる役割を果たす
今回の映像では、史上初の連覇となった92年メジロマックイーン、ナリタブライアンやマヤノトップガンを破った96年サクラローレル、G1 6勝目となった2015年ゴールドシップが紹介された

ところで、天皇賞春の覇者と言えば、大事なウマ娘を忘れてはいませんか?
詳しく……説明して下さい
今、お兄さまは冷静さを欠こうとしています

14:23 レーススタート、そして決着

大逃げを打ったのはテューダーガーデン(実名: ヤマカツライデン)
残り600m付近で脚が止まったのを見るとキタサンブラックが先頭に立ち、そのまま迫り来るシュヴァルグランとサトノダイヤモンドを振り切って勝利した
ゴール後、キタサンは笑顔でいるのに対して、シュヴァルとダイヤはかなり呼吸を乱しており、スタミナの差が見て取れる

19:49 「衝撃の」レコードを更新

「10年以上破られていなかったあの衝撃の記録をついに打ち破りました」と実況が言っているが、史実ではそれまでのレコード保持者はディープインパクトなので、衝撃=インパクトという匂わせである

なお、史実の歴代のレコード更新は以下の通りで、キタサンブラックのレコードはいまだに破られていない

  • 1993年 3.17.1 ライスシャワー

  • 1997年 3.14.4 マヤノトップガン

  • 2006年 3.13.4 ディープインパクト

  • 2017年 3.12.5 キタサンブラック

ところで、史実のレコード更新が10年以上ぶりなのは前述の通りだが、ウマ娘世界内でも実況が10年以上と明言してしまった
ディープインパクトの存在は匂わせただけで、誰のレコードを破ったのかはっきりは言っていないが、少なくとも Season 2 でライスが天皇賞春を買った際にはレコードタイムであることが示されているので、その時点から少なくとも10年経過していることが確定してしまった
一体どうなっているんだウマ娘世界の時空

エンディング

22:05 特殊エンディング Ambitious World

キタサンとダイヤのデュエット曲「Ambitious World」で特殊ED
この曲は、2022年2月にアプリの1周年記念で制作された「ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』1st Anniversary Special Animation」のEDとして初公開されたもの
この特別映像はアニメ Season 3 のパイロット版のような位置づけで、キタサンがチームスピカに入るまでの前日譚とも言える
シュヴァルグラン、サトノクラウン、アストンマーチャンのビジュアルが公開されたのもこの時

次回


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?