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サウジアラビア訪問で感じたこと~日本の成長の為の原発再稼働の必要性~

サウジアラビアの初訪問で感じたことを書いてみます。
大きく伝えたいことはめ、題名にも示した通り「原発再稼働」です。
順を追って説明していきますが、私が今、日本や世界の為にできることの一番の喫緊の課題がこの結論になりました。

大きく伝えたいことは、
・サウジアラビアは大きく変わっており、伝統と変化融合し急成長を遂げていること。
・ワクワクが止まらない、人々が幸せの為良い人ばかりだということ。
・日本ももう一度成長し幸せになるには、デジタル技術や半導体技術が必須で、そのためには莫大なエネルギーが必要だということ
・サウジアラビアは原産国でエネルギーがあるが、日本にはないこと
・日本はエネルギーの安定供給の重要性と尊さの認識が低く、成長には国産のエネルギーの安定供給が必須だということ
・直近の原発再稼働と新エネルギーの開発と循環、将来の新型革新炉や核融合、新技術の開発が必須だということ
・なーにゃはそのために活動や啓蒙活動を行うということ
です!!

サウジアラビアはまさに急成長しているなんだなぁ~!
この国のみんなはワクワクが止まらないんだろうなぁ~!
ということを強く感じさせてくれました。

サウジアラビアは現在、あらゆる政策やプロジェクトが動いており、5年前くらいから劇的に変わった!とのことです。
これはサウジアラビアで会った方々が口を揃えて言っていました。
私の考えていたサウジアラビアとは、民族衣装を着た人しかいなく、女性は外を出歩かず働かず社会を知らないまま男性と人生を添い遂げるとか、砂漠ばっかで高いビルがないとか、アラブ料理しかなく食事も美味しくない、外国人にも優しくないと思っていました。しかしそれは勝手なイメージでした。。。

百聞は一見に如かずとはまさにこのことか!と、自分が恥ずかしくなりました。

実際にサウジアラビアに来てみると、高層ビルが立ち並び、高級車が走り回り、さらに新しい街やプロジェクト作りに建設があらゆるところで進んでいました。
the LINEといい、サウジアラビアの砂漠に長さ170kmもの壁の街を創るプロジェクトや、首都リヤドには170kmの道を作り、動く歩道なども導入し交通の便を解消する未来的なプロジェクトなど。他にも西新宿のような高層ビル群が立ち並ぶ、未来都市の一角を作っている場所や、高層ビルや伝統的な街を創るための建設現場など、これから成長していくことが街中を走っているだけで見てとれました。


更に、こちらで出会ったすべてのサウジアラビア人はとても礼儀正しく親切でフレンドリーでした。ホテルのスタッフにしても、笑顔でいつも挨拶してくれて「元気かい?」って話しかけてくれました。
ガイドさんにしても観光以外のことでたわいのないお話が出来たり、「今度日本に行くんだけど、これ知ってる?」などの会話で日本のことを教えたりしながら話し合ったりしました。


ビジネスパートナーとしてであった方々は、ビジネスのことはもちろん、いっぱしのyoutuberである私に「僕に協力できることがあれば何でも言って。電気の会社を紹介もするし力になるよ」と言ってくれました。スタッフの女性は、私がアバヤが好きだと伝えると、一緒にお買い物に連れてってくれてアバヤをプレゼントしてくれました。さらにこの後はここに行くといいよとか、おすすめのお店を教えてくれたり、、、感謝しかありません。
他にも日本に留学していたサウジアラビア人の知り合いがいる人に紹介してもらったサウジの彼には、彼が関わっているプロジェクトやこちらでの社会情勢、ビジネスのこと、生活のこと、さらには恋愛のことまで教えてもらい、楽しく食事をしご馳走になりました。

食事は伝統的なものからモダンアラビアに始まり、洋食、カフェ、和食までありとあらゆるオシャレで洗練された美味しいものばかりでした。

そんな劇的な変化や成長を遂げていながらも、自国の文化を大事にし、愛しているのが伺えました。
例えば女性の伝統衣装アバヤをとってみても、サウジアラビアは経験なイスラム教国家でありながらも、現在は女性が黒いアバヤを来て顔を隠すことは強いられていません。しかし、サウジの女性たちはアバヤを愛し、ほぼすべてのサウジ女性がアバヤを来ています。
私もサウジ訪問に伴い、女性の服装は外国人でも規制されていると思いアバヤを調達し着て行きました。はじめは着なきゃいけないからと思っていましたが、アバヤは快適で着るのも簡単で、しかもかわいい!そのためわたしは気に入ってサウジでアバヤを4着も購入し、毎日アバヤを着て、それに合わせたストールを巻いています。


更には、今回ガイドをしてくれたサラさんは、観光地以外にもサウジアラビアのことを聞くと詳しく教えてくれ、電力事情からEV事情、リヤド以外の訪問すべき場所、ここ5年で変わっていること、グルメなど、たくさんのことを嬉しそうに話してくれました。


このように、成長と進化を遂げ状況を常に把握しオールサウジの気持ちを持ちながらも、自国の文化や場所を愛し、自信を持っているサウジの方々が本当に素敵だと感じました。
これを機に、わたしも日本のことを誇りに思い、自分や日本を信じる気持ちを取り戻すことが出来ました。

なぜサウジアラビアの人はこんなにホスピタリティがあるんだろう?
そしてどうしてこんなに幸せそうで、活発なんだろう?
そらは、国の成長と変化、チャレンジに対するワクワク感からきているのだなと思います。

このようなワクワク感を、日本がもう一度感じるためにはどうしたらいいんだろう?
自問しました。

先日の甘利明先生のお話しでもあった通り、日本がもう一度成長し、世界で勝つため(勝つというか豊かになる)には、半導体事業が必須だとのこと。半導体はあらゆる種類があり、体で例えれば、筋肉にあたるもの、内臓、感情、脳、目、耳、、、などあらゆる社会機能が半導体で実現ができます。
日本が成長し、私たちが幸せな生活を改めて取り戻すには、半導体やデジタル技術、日本の技術力が必要です。

そのためには、エネルギーの安定供給が必須なのです!!!

そんな中、わたしにはなにができるのだろう?
わたしができることで、最大限、日本や世界の幸せのためにできることはなんだろうと考えてみました。。。
そのまず一番近くの目標は、原発再稼働をステップに、新型革新炉や核融合、循環型かつ自国の資源を使った新エネルギーや技術を基にした、エネルギー安定供給なのだと、改めて強く痛感しました。
エネルギーの安定供給なしには、半導体工場の稼働も、ハイパーコンピューターや量子コンピューターを活用したデジタル技術の活用、データセンターの稼働もできません。建設もできません。
わたしができることは、電力の安定供給の大事さを伝え続けること。それもわかりやすくたのしく!♪
そして原発再稼働以降のアクションを実行するための、活動や企業や政府への働きかけを行うことだと、決意しました。

今回のサウジアラビア訪問で、このようなアイデアや価値観を与えてくれたみなさんには本当に感謝しています。
ガイドブック(サウジのはあまりないが、、、)やネットだけの情報では、サウジアラビアの状況や人達の考えていることなどわからなかったでしょう。更には、会話や食事、観光、出会いなど、素敵な経験をさせていただくこともなかったでしょう。
あらゆるつてや知り合いの紹介など、または自分から現地の人にコンタクトをとってみることも、大事なことだと痛感しました。今回私の訪問に合わせて、会いたいというオファーに時間を作ってくださったり、最上のおもてなしをしてくださった方々、つないでくださった方々。今回関係なくとも、わたしとのご縁をもっている、またはこれから出会う方々に感謝いたします。

本当にありがとうございました。

伊藤菜々


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