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福島第一原発視察&ななちゃんチャンネル登録1万人記念イベント2024年3月20、21日☆の感謝と感想

youtubeで伝えたいこと

電力系youtuberとしての活動を開始してもうすぐ4年です!
電力という生きていく上で当たり前で欠かせないインフラのことを、業界外の方にも業界内のかたにももっと楽しく知ってほしい。という想いで始めました。
ニッチな分野でのチャンネル登録1万人というところが、一つ自分の中で大きな目標であり、1万人達成した時には象徴的なことをしたいと考えていました。

おかげ様でチャンネル登録1万人を達成し、電力の明るい未来を考えたときに、福島第一原発の廃炉が進むことと、福島の復興が大事だと考えました。

日本のエネルギー政策で必要なこと


日本はエネルギー自給率が低いです。またカーボンニュートラルに向けて推移していくことが求められる中、原子力発電は温室効果ガスを発せず、少しの燃料を何度も繰り返し使うことができる、日本のようなエネルギー資源が乏しい国にとても大事なものです。
また新しい技術をやるにしてもリスクは付きまとうし、安全と言われている再エネでも事故はあります。日本は災害は必ずあるし、災害が起きても被害がないようにするのは無理で、被害が出たものをいかに早く最小に収めるか?また復興をどう取り組んでいくか?が大事だと思います。

日本の経済成長や安全のためにはエネルギーの安価な安定供給が必要であり、まず直近のアクションは原発再稼働だと思っています。
その為には、原発事故というものの収束、安全対策と被災した地域の復興がなくしては同じことを繰り返す可能性があります。だからこそ、福島の現場へ行き、被災地を訪れ、現地の人のお話を聞き、会い、事故現場を見ることを、みなさんとしたかったのです。

イベントをやる!

今回その企画を考え、知り合いの方に話したときに「いいね!ぜひやろう!手伝うよ!」と、東電関係者の方を紹介してくださったり、実際に会社ぐるみで参加して運営を手伝ってくださったり、企画を提案してくださったり、ほかにもいろいろ、、、まずは構想段階でアシストしてくださった方々に感謝申し上げます。

また、実際にイベントを開催し、来てくださった方、あいにく来られなかったけれどメッセージをくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。

やるー!って決めたとき、運営大丈夫かなぁ?みんな喜んでくれるかなぁ?とか不安はありましたが、電験三種と一緒でやると言っちゃったからやるんだー!という気持ちで進めてきました。
調整や準備も大変で実はイベント開催の前日までは、これで最後にしよう。と思っていました。

しかし、実際にイベントを開催し、本当に良かったと思いました。
まずリアルにファンの皆さんとお会いできたこと。そしていろんな立場や職種の方とお会いでき、いろんな角度からのお話しが聞けたこと。
いつも見てくれているファンの方から、撮影で知り合ったラインマン達、師匠、電力女子友達、お仕事でお世話になっている方親子、電験関係他にも、、、。
そして何より楽しかった!
主催である私がみなさんをもてなさなければならないのに、ファンの方とお会いして思わずうれしくて受付もなげうって話し込んでしまったり。。。
いつも発信を見てくれている人たちとリアルに話すって、何倍も親近感がでるのだな~と思いました。

福島の復興のためにできることは?

また他にも大事なことが。今回運営をお手伝いしてくださった方のお知り合いの方で、福島の復興をされている方々ともお食事をしながら深くお話しをさせていただきました。
来てみないとわからないこと、事故の前のこと、当時のこと、今のことなど、福島のことをたくさんお話ししてくれました。
私は東京に住んでいて、わりと淡白で表面的で一部を切り取った姿勢で物事を考えてしまっていました。エネルギー自給率を上げるには再稼働でしょ。とか。
しかし、物事はすべて繋がっているんだよねって気づかされました。

日本は災害は起こる!被害もある!そのうえで?

エネルギーやっている身としては、起きた事故や被害を受けた地域、人たちの解決なしには、明るい未来だけを語ってはいけないなと。
また起こりえるのだし、人個人と同じように、歴史も過ちを経て乗り越えて強くなる。
だから、福島復興をしよう!と強く実感した日々でした。

自分には何ができるのか?
お話を聞かせてくれた方のように福島に移住することもないし、当時の経験が深いわけでもない。どうしよう。。。
素直に聞きました。私が福島にできることは何でしょうか?
答えは、「忘れないこと。定期的に足を運ぶこと。」
そうなんだって。だから、私は半年に一度は、このようなイベントを福島で行い、福島の外の方に発信していくことを決めました。
ということでイベント来てね!

日本の技術でもう一度世界に誇れるものを

日本は原爆の被害も受け、原子力発電所で事故を起こしてしまった国であり、原子力というものに対して敏感な国です。
過去に起きた事故に対し復興していくことは大事です。
しかし、過去のつらい経験は他の国でも日本でも、100%起こらないとは断言できません。
復興と未来への対策。これが大事なのではないでしょうか。
福島第一原発では燃料デブリの取り出しを行う必要がありますが、その周辺は放射能が強く人は近寄れません。その為最新のロボット技術などを使う必要があり、その開発も進められています。
新しく廃炉に関わろうと入ってくる人の中には、そういった最先端の技術を開発することで廃炉に貢献するという、新しいモチベーションがあるそうです。
また、今後の安全対策についても、事故が起こったときでも被害を出さない方法や、放射性物質の周囲への排出量を最小にする方法など、あらゆるパターンの想定ができるようになりました。
他国では経験したことのない事故を教訓とし、世界に先立った技術をつくる場としてとらえることが、未来や世界の中での日本技術を誇る場にもなるのではないでしょうか。
写真の彼女はマッケンジーさんです。
彼女は一人で福島を訪れており、福島第一原発の事故や福島の被害について興味を持っておられました。
世界から見ても、復興と最先端の技術で原子力事故の不安を解決していく日本の技術を誇れるようにするのは、大事なのではないでしょうか。

ファンのみなさまに感謝!


サッカー大会、福島沖でお魚を釣って食べる、ラインマンと運動会、福島の今を知る、ななちゃんサイン会、懇親会、福島第一原発視察、廃炉資料館など、書ききれません。
なので、SNSに随時アップしていきますので見てね!

まとまりがありませんが、本当にみなさまに感謝しています。
そしていろいろな意見がある中、みんな明るい未来をみているのは一緒です。
起きたことを責めるのでなく、どうしていくかを考えていけるよう、前向きな発信を続けていきます。

福島第一原発2号機前にて
福島第一原発の第1~4号機の前にて
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