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縁切榎(東京都板橋区)初訪問

思うところあって、板橋区にある「縁切榎」さんに行ってきました。
関東では縁切りというとここの榎さんになります。

江戸の頃は将軍家への輿入れの行列はわざわざこの榎を避けたのだとか。
昔の写真を見ると多少おどろおどろしい感じがしますが、榎の木が代替わりし、場所も少し移った現在はとてもサッパリさわやかな場所です。
榎が有名ですが、実は「第六天(他化自在天)」の小さな祠が本体です。

旧中山道板橋宿にあり、都営三田線の板橋本町が最寄り駅になります。

榎と祠しかない狭い場所なので、奉納の絵馬は近隣のお店から購入します。
私はお蕎麦屋さん(長寿庵)でお蕎麦と一緒に購入しました。

一緒に行っただけで縁が切れるとか様々な噂がありますが、通りすがっただけだと別におどろおどろしい事もないです。
参拝待ちがあったりするとおや、って思う感じですね。

さて、神社で祈願するときには共通の作法があります。
それは「実現すると言い切ること」。

「縁切りできるようにお願いします」じゃなくて「縁を切ります」といい切ってお願いするのだそうです。
ダイエットなら「ダイエットが成功します」、仕事なら「昇進します」などなど。そうすることで助けを得られやすくなるらしいです。

と、いうわけで今回は「うちの猫がストルバイトと縁を切って健康で長生きします」とお願いしてきました。

絵馬はお蕎麦の長寿庵さんで購入したのですが、昼食時だったのでお蕎麦も注文ました。
実は最近、「絵馬販売はボランティアなので、お蕎麦のお客様優先です」という注意書きが増えたんです。
昨年ぐらいに通りかかった時は見かけなかったんで、やらかした人が居るんじゃないかな…。

絵馬だけ買うこともできますし、祠の脇に願いを書く場所もあるんですけど、自分でペンを持ち込んでお蕎麦が来る間に書くのが慌てなくていいかな、と思いました。
お蕎麦も美味しいですし。
私が居る間もたくさんの人がお蕎麦を食べて絵馬を買っていました。

お蕎麦に満足したらいよいよ参拝です。
行ったのが平日だったせいか、お参り待ちはありませんでした。
ちょっと鬱蒼とした印象のある榎の奥は小さいながらもパーッと開けた敷地で、そこに祠と絵馬を掛ける場所、絵馬を書く場所があります。
絵馬を手前に置き、お賽銭をいれて鈴を鳴らして猫が病気と縁が切れるようにお願いしました。

今日お参りしたばっかりなので結果はまだわかりませんが、参拝したことによってだいぶ気分がスッキリしました。
急にパタパタと小さい仕事が来たんですが、なんか悪縁を外してくれたんですかね…?

縁切榎まですこし遠くなりますが、板橋区役所前駅から歩くと仲宿商店街と板橋区の名前の由来の「板橋(石神井川にかかっている橋が由来)」も通るので、私は区役所前駅から歩く方をおすすめします。

結果がわかったらまたエントリを書きたいと思います。

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