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お薦めマイナー本#15 『図解 財宝発掘マニュアル』

久しぶりに、このカテゴリーの記事を書きます。実は、”お薦めマイナー本”の企画は、すっかり忘れていました(笑)。

「海賊王に、俺はなる!」といったマンガの主人公は、”ワンピース”と呼ばれる、手にした者が“海賊王”になれるというお宝を探し求めています。海賊王でなくても、隠された秘宝や埋蔵金の発見は、男のロマンです。

銭貨や家財などの財宝が、所有者が回収を予定した秘匿目的で、一時的な保管のために埋納されたのに、戦争などの混乱によってその場所が不明となることがあります。このように失われた財宝のうち、”未だ発見されずに存在しているもの”、あるいは”まだ存在すると考えられているもの”を埋蔵金といいます。この埋蔵金(財宝)の伝説や情報をまとめた奇書が、金色の表紙で彩られた『図解 財宝発掘マニュアル』↓↓です。もちろん、私はこの本を持っています。この本では、埋蔵金情報の他に、埋蔵金を探すためのノウハウも書かれています。

日本では、発掘調査や土木工事の現場において時折小判や銅銭などがまとまって発見されることがあり、戦後だけで約50件の発見報告例があります。これらのお宝は、貯蔵目的や神様への供物として埋納が行われていたとも考えられています。このような埋蔵金の実例があるため、今も埋蔵金の行方を捜す者が絶えないし、テレビ番組や映画・小説などの題材にもなっています。しかし世の中はそんなに甘くなく、埋蔵金情報の多くは科学的な根拠がなく伝説に過ぎないものが多いようです。

海外では、このようなお宝を趣味として探すトレジャーハンターがいます。また一獲千金を夢見て、沈没した船舶の積荷にあったとされる財宝を探すプロ集団もいるようです。国によって法律は異なりますが、日本の場合は、埋蔵金の持ち主が特定された場合は、その子孫の所有物になりますが、多くの場合は埋蔵文化財として処理されるので、自分で見つけたからと言って自分のものにはなりません。

貴重な?図解・財宝発掘マニュアル

埋蔵金発掘と言えばもちろん、糸井重里さんが書いた『あるとしか言えない―赤城山徳川埋蔵金発掘と激闘の記録』です。私はリアルタイムで、この埋蔵金発掘の番組をテレビで見ていましたし、この本↓↓も持っています。現在は古本しかないようですが、4,980円という結構なお値段になっています。


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