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オジサンの”武勇伝”は役立たない

オリエンタルラジオの『武勇伝』が流行ったのは2005年ですから、今から18年も前になります。この年に生まれた人達は、現行の法律なら成人を迎えます。結構昔だったんだなぁと、しみじみ感じます。

オリラジの武勇伝は、いわゆるリズムネタで、七五調のテンポ良いリズムで二人の短い掛け合いが行なわれます。例えばこんな感じです。

中田:「手品で100万円を消す」
藤森:「すごい! 出し方忘れて大損害!」
二人:「武勇伝、武勇伝!武勇デンデンデデンデン!」

オリラジの持ちネタ『武勇伝』は、若者の”ヤンチャ自慢”を揶揄やゆしたネタになっているので面白いのですが、これを実生活や会社で語る困った先輩たちがいます。百歩譲って若者のヤンチャ自慢は、経験不足から出てくるものなので、ご愛嬌として許されるかもしれませんが、オジサンの武勇伝はウザイだけで、その真偽も定かではありません。

「俺が若い頃は・・・」と言う出だしで、今なら有り得ない違法なことを自慢げに語ります。これは本人の自己顕示欲を満たすことはあっても、若者の役には立ちません。しかし、未だにこのようなやから」跋扈ばっこしているのも事実です。

私はちっとも勇ましくない陰キャだったので、人に誇れるような武勇伝はありません。しかし失敗談なら数多く有るので、このブログでもネタにしています。武勇伝のような成功話は役に立ちませんが、失敗談は反面教師として役に立つのではないかと思います。

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