見出し画像

エンゼル or エンジェル

子供の頃、オモチャの缶詰めが欲しくて、チョコボールを買ってもらったことがありました。しかし、そんなにしょっちゅう買ってもらうわけではないので、”金のエンゼル”は当たりません。”銀のエンゼル”は時々当たりますが、5枚も集めなければなりません。子供ですから、二枚目の銀のエンゼルが当たった頃には、1枚目は行方不明です。こんなことの繰り返しなので、オモチャの缶詰めをもらうことは出来ませんでした。

ここまで読んで気付いた人はいるかもしれませんが、森永さんの天使は、エンジェルではなく『エンゼル』です。もちろん、有名な『エンゼルパイ』も、”エンジェルパイ”ではありません。

私はくじ運が悪いのでは”金のエンゼル”を当てたことはありませんが、弟が当てたことがありました。金のエンゼルを森永に送ると、夢に見たオモチャの缶詰めが送られてきました。半世紀以上前のオモチャの缶詰めなので、今の缶詰めとは中身が随分違うと思いますが、色々なおもちゃが入っていたことは覚えています。

ところで、天使のことを英語でangelと言いますが、日本語発音ではエンゼルまたはエンジェルです。昔はエンゼルが多かったようですが、今はエンジェルが多い気がします。あってます?。

赤ちゃんや可愛い子供を「まるで天使のようだ」と表現しますが、エンゼル/エンジェルは羽が生えた赤ちゃんのように描かれます。しかも多くの場合、服を着ていません。これは”純粋無垢”を表わしているのでしょう。我家にもその昔、エンジェルがいましたが、今やその面影はありません。時間の経過は残酷です・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?