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連想英単語#2 『同じ』と『反対』
タイトル図のように、上向きに褶曲した地層を背斜構造(anticline)と言います。その反対は、向斜構造(syncline)です。anti-は反対を意味する接頭語で、syn-は一緒(同じ)を意味する接頭語です。この二つは、ペアで覚えると英単語の語彙を増やすことが出来ます。例えば以下のような例です。
syn- synthesis(合成) sympathy(共感) synonym(同義語)
anti- antithesis(対立) antipathy(反感) antonym(対義語)
syn(sym)は単独でも使われ、symbol(記号)、syndicate(連合)、syndrome(~症候群)などがあり、いずれも”同じ”という意味が含まれています。syn以上に多く現れるのがantiを使った単語です。antiが付くと元の意味の反対になります。例えば以下の例です。
通常 social(社会的) particle(粒子) cyclone(低気圧)
反対 antisocial(反社会的) antiparticle(反粒子) anticyclone(高気圧)
この他にも、Arctic(北極)とAntarctic(南極) といった例もあります。また美容の世界ではanti-aging(抗老化)や、医療やコンピュータではantivirus(抗ウイルス)という単語もあります。ただしこの場合は、反対よりも対抗の意味合いがあります。
アンチと聞くと拒否反応を起こす人が多いかもしれませんが、英単語の世界ではアンチ(anti-)は重要です。ただし、発音には注意して下さい。anti-はアンチではなく、”アンタイ”です。もちろん、これは日本語表記なので、正しくは発音記号を参照して下さい。
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