アカシックレコードは世界記憶?
タロットカードのリーディング動画を視た時に、”アカシックレコード(akashic records)”という聞き慣れない言葉を聞きました。最近かなり市民権を得るようになってきた"アカシックレコード"という言葉は、何らかの記録のようですが、よくわからなかったので調べてみました。
Wikiには『アカシックレコードは、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。』と書かれていました。
この説明を読んでもサッパリ理解できませんでしたが、どうやら”これまでに起きたあらゆる事柄が、どこかに記録されている”らしいのです。この言葉は、日本のスピリチュアル、占い、予言といったジャンルで使われる用語です。この背景には、”すべての物事は決まっていて必然なのだ。その必然的な答えが私には見える。だから私の占いや予言を信じなさい”という考えが見え隠れしています。しかし、そんな都合の良いことは全くないのです。
アカシックレコードがないことを証明するのは難しいですが、アカシックレコードが存在する科学的根拠もありません。そんな便利なものがあれば、一度見てみたいものですが、誰でもが見れるものではないようです。”私だけは見えている”という脅しが、スピリチュアルの根底にあるように感じます。
ただし、私は”娯楽としての”占いは否定するものではありません。エンタメの範囲であれば、未来に起こるかもしれないことを考えて、ワクワクするのもありだと思っています。
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