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"マスク"に関するチキンレース

日本語でチキンと言えば美味しい鶏肉とりにくを想像しますが、英語のchickenには、「臆病者」と言う意味があります。これは英語のスラングで、主にアメリカ合衆国で使われます。chickenは単独の名詞として使われますが、chicken guy(s)のように形容詞として使われる場合もあります。このときは、「チキン野郎」みたいな意味になります。この”チキン野郎”を店名にしたファストフード店が、海外にはあるようです↓↓。

日本語では”腰抜け”や”臆病者”に相当するチキンですが、その由来は、寒い時や何か恐怖を感じた時に出る鳥肌だと言われています。ヒトは寒さや恐怖を感じると体温が下がるので、皮膚は体温を維持するために鳥肌を立てます。また、鳥類は常に周囲に気を配りキョロキョロしていることなどから、四六時中周りの目を気にして動向を伺う臆病者のイメージが付いたようです。

海外のファストフード店のマスコット?

チキンを使ったスラングに、チキンレース/チキンレーシングと言う言葉もあります。これはタイトル画のような”ニワトリの競争”ではなく、ニンゲンの“度胸試し”や“根比べ”の意味で使われます。

今週の月曜日(3月13日)から、マスク着脱が個人の判断に委ねられました。しかし、2日ほど経った今日も、これまでとあまり変わっていないようです。職場でも、職場の周りでも、ほとんどの人が今まで通りにマスクを着けていました。このマスクの着脱は、まるでチキンレースのようです。誰が最初にマスクを外すか、我々の”度胸が試されて”います。

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