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無意識に使ってました おじさん構文

”間違いなく”オジサンである私は、『おじさん構文』というのがあることを最近知りました。おじさん構文という言葉は、数年前から若者を中心に広がり始めたらしいです。おじさん構文とは、いわゆる “おじさん” と呼ばれる世代である中高年男性がLINEやメールで使いがちな言い回しのことです。ある記事で説明用に書かれたオジサン構文の例文は、以下の通りでした。

1)「お早う(!は赤の絵文字)。○○ちゃんはちゃんと起きれてるかな(^^)(?は赤の絵文字)」
2)「こんばんぽ(´∀`)ノん(☆は絵文字の星マーク)。今日も疲れたねぇ~(^_^;)(汗の顔文字)」

この他にも、10種類されたテンプレート(例文)を見ると、確かに一定の法則で書かれている文章のようです。さらに、その記事では『実際、おじさんが使っているのかというと…私には心当たりがありません』と続けて書かれていました。しかし、これらの文章は”私がLINEで書く文章に酷似”していて、たいへん驚きました。「恥ずかし~。私が書いていたのはおじさん構文だったんだ~」。でもそこで、ハタと気付きました。「オジサンなのでおじさん構文なのは当然では?」。

10~24歳の男女597人に聞いたある調査では、”気になるおじさん構文の特徴”として、1位が「絵文字・顔文字・記号を多用」、2位が「文章中にカタカナを乱用」、3位は「一度に送る文章が長い」でした。どれもバッチリ当てはまっています。スミマセンm(_ _)m。

ところで、記事を読み進めていくと、『おじさん構文』というのは、”SNS上にいる本物のオジさんの文章を真似た若者の文章”であることを知りました。若い世代の人達は、おじさん構文を”おもしろがって作っている”らしいのです。おじさん感やおばさん感を出すために、ワザとやっているのでした。当初はキモい/ウザいとして、SNSで文章を晒されたり、ネタにされていたようです。しかし、なぜか次第に状況が変わり、煙たがっていたおじさん構文を自らも楽しむ若者が増えはじめ、一周回ってブームになってしまったらしいのです。

私の場合は、おじさん構文というより、”元祖・おじさん文”そのものです。別の言い方をすれば、”おじさん構文マスター”になります。意識せずに使っていた文章が、ネタにされたり、好まれたりと、不思議な世の中になってきました(^▽^)/。

注)今回は『おじさん構文』を意識して書きました。

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