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完璧な虹 完璧なタイミング

 今週と言ってもまだ水曜ですが、月曜と今日の二度も、朝の通勤時に綺麗な虹を見ました。特に今日の虹は、橋脚の部分から橋全体がつながったアーチ状の完璧な虹でした。長いこと生きてきましたが、こんな完璧な虹は初めてです。また、タイトル図のように上方にはもう一つの虹が薄っすら見えるダブルレインボーでした。しかし運転中だったので、写真は撮れませんでした(T_T)。

 Wikiによれば『虹とは、大気中に浮遊する水滴の中を光が通過する際に、分散することで特徴的な模様が見られる大気光学現象である』と書かれています。でも、この説明は間違いありませんが、ちょっと味気ないですね。

 虹の色数は、国や文化によってまちまちですが、主流は7色または6色です。日本では7色を支持する人が多いでしょうが、アメリカでは6色と教えられます。これは、青色と紫色の間にある紺色が見分け難いためです。アメリカでは、理科の授業で次のような手順で虹の色を理解させます。

 最初に、プリズムを設置して壁に色の帯を映します。次に、教科書の虹色の帯の図と壁に映った色帯を比べさせます。そして、生徒に次のように質問します。「どれか壁の上の色帯に見つけるのが難しい色がありますか?それはどれですか?」。そのあとに「藍色というのは青や紫と殆んど区別がつきませんね」と子どもたちに気付かせます。最終的には「虹は七色ではなくで六色と考えた方がいいですね。七色に見えなくても心配しなくてもいいんですよ」と教えます。 アメリカでは1948年以降、「虹は六色」が広く受け入れられています。

 また、虹色の旗は多様性共存の象徴として用いられます。セクシュアリティの多様性と共存という意味合いからLGBTの象徴としても用いられるレインボーフラッグ(平和の旗)も、下のように藍色抜きの6色です。

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 虹には、洋を問わず様々な伝承が残っています。有名なものは「虹の根元にはお宝が眠る」といった言い伝えです。しかし、虹には吉凶2つの面があるようです。アイヌ民族では、虹をラヨチ(アイヌ語で魂をラマッ、死ぬことをライといい、ラ音には不吉な意味が含まれる)と呼び、魔物として恐れていたらしい。今週は2回も見ているので、吉凶どちらなのか少し心配です^^。

 美しい完璧な虹を見ている間、FMラジオから絢香さんの「にじいろ」が流れていました。こんな絶妙なタイミングってある?

 「これから始まるあなたの物語 ずっと長く道は続くよ・・・」。しかも、この記事がちょうど400回目の記事になりました。偶然が重なりすぎて、少し怖いです^^。

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