中途半端なラッキーセブン
少し前に全体ビュー数を調べた時に、ビュー数に7が3つ重なっていました。ただし、連続しているわけでもなく、何とも中途半端なラッキーセブンです。
そういえば『ラッキーセブン』は昔から使っているのに、その由来を知りませんでした。何となく、アメリカ発祥なのだろうとは思っていましたが、気になったので調べてみました。Wikiに書いてあったのは、野球の大リーグ由来の話です。軟式野球は7イニング制ですが、高校野球やプロ野球は9イニング制で行なわれます。特に終盤の7イニング目は”ラッキーセブン”と呼ばれ、攻撃のチャンスがやって来る幸運なイニングとして認識されています。
このラッキーセブンの発端になったのは、1885年9月30日のシカゴ・ホワイトストッキングス(現シカゴ・カブス)の優勝がかかった試合での出来事でした。7回の攻撃で、ホワイトストッキングスの選手が平凡なフライを打ち上げました。しかし、このフライは強風に煽られてホームランとなってしまいました。このホームランによってホワイトストッキングスは優勝を決め、勝利投手はこの出来事のことを”ラッキーセブンス(幸運な第7イニング)”と表現しました。これが一般的に知られているラッキーセブンの由来です。
カブスは”ラッキーセブン”の発祥に関係していますが、アンラッキーな呪いの話にも関係しています。大リーグファンなら知っている”カブスがワールドシリーズで勝てないビリー・ゴートの呪い(ヤギの呪い)”です。ある時、ビリーさんがペットの?ヤギと一緒に野球観戦したいと言いましたが、球場側からは拒否されました。そのときにビリーさんは「リグレー・フィールドにヤギの入場が許されるまで、カブスは2度とワールドシリーズに勝てない」と言って球場を後にしました。
呪いが解けたのは2016年のシーズンです。この年、カブスはリーグ優勝して、ワールドシリーズも制しました。なんと呪いが解けるまでに、108年間もかかりました。ヤギの呪いは恐ろしい!。
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