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『もろびとこぞりて』の思い出

『もろびとこぞりて』は、クリスマスシーズンになると歌われるポピュラーなクリスマス讃美歌です。英語圏では、”Joy to the World!”という題名で歌われています。この曲を初めて聞いたのは、ドリフターズの「8時だョ! 全員集合」の番組内だったと思います。

この番組のメインは前半にあるメンバー5人による大掛かりなコントですが、その後にはゲストのアイドル歌手の歌や、ゲストが参加するショートコントなどがありました。ショートコントでは、いかりや長介さんが牧師に扮して出演者全員で歌を歌う聖歌隊のコントが有名でした。この聖歌隊は最初は普通に歌うのですが、後半からはコントになります。

私が初めて聞いた『もろびとこぞりて』は、この聖歌隊がクリスマスシーズンに歌ったような気がします。間違っているかもしれませんが・・・。この歌の歌詞は以下の通りです。

諸人もろびと こぞりて むかまつ
久しく待ちにし しゅませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

この歌は文語調の歌詞なので、初めて聞いた小学生の時には、歌の意味が全く分かりませんでした。特に後半の歌詞の”主は来ませり”の部分が全く理解できずに、”シュワ― キマセリ”って何?と思っていました。また、後半に”シュワー”を連呼するので、シュワーのことがしばらく気になっていました。ある程度大人になって、”主は来ませり”の意味が分かるようになりました。

クリスマスシーズンになると、クリスチャンでもないのに、なぜか『もろびとこぞりて』の歌詞が頭の中に浮かんできます。不思議です。

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