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あなたも貴族になれる!? シーランド公国

 シーランド公国は、イギリス南東部のサフォーク州の沖合い10kmの”海上に浮かぶ構造物”を領土と主張する立憲君主制の”自称”国家です。犯罪の容疑者などで、”自称”会社員と言うのは時々耳にしますが、自称国家と言うのは初耳です。フィクションである小説や漫画では、自称国家は出てきますが、リアルな自称国家はここだけでしょう。

 シーランド公国は、ローマにあるバチカン市国よりも面積が小さいため、世界最小の国家を自称しています。ただし、創設以降、シーランド公国の国家承認を明示的に行った国は存在しない、いわゆる”未承認国家”です。

 シーランド公国では、記念コインや切手なども発行しています。またシーランド公国の王様から任命される貴族の称号も売られています。ナイト(騎士)やデューク(公爵)の称号が、リーズナブルな価格(?)で購入可能です。あなたも私も、数万円で貴族になれます。もちろん、未承認国家ですが・・・。面白いことを考える人がいるもんだと思いながらググると、貴族になった日本の方も結構いるようです。

 日本でも、その昔(明治・大正時代)には貴族が存在していましたが、今ではその制度はありません。貴族制度が色濃く残っているのは、イギリスです。貴族のトップは公爵ですが、公爵には厳密に序列があるそうです。現在の公爵家は20ちょっとありますが、1位から20数位まで明確に決められています。公爵の1位が貴族のトップかと言うと、そうでもありません。公爵の上には、王族公爵と言うのがあってチャールズ皇太子が序列1位のトップオブトップです。

 キゾクと言う響きには、何かしら高貴な雰囲気を感じます。シーランド公国は日本からのアクセスが多いためか、日本語サイトも充実しています。私はシーランドのセールスマンではありませんが、下記のリンクから、あなたも貴族の称号が購入できます。

 私は”金星に土地”を持っているので、そこにビーナス公国(もちろん未承認国家)を作って、そこの爵位を販売することもできるのかな?。


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