私自身はあまり占いを信じないのですが、たまたま書いた手相の記事のビュー数が伸びてランキング3位になりました↓↓。やっぱり皆さん、占いは好きなんですね。
占いとは、様々な方法で人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断・予言することです。占いの関係者の中には占いは”統計に基づいた科学”と説明する者もいますが、占いは独自の理論や個人の経験で構成されている面が強く、必ずしも統計や科学と関連がある訳ではありません。
易者さんが「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と言う通りで、占いは当たったり外れたりします。しかし、上手な易者さんだとお客さんとの会話から巧みに情報を引き出し、相手の望むような占い結果を提示します。これがコールドリーディングというものです。
昔見た『トリック』というドラマ(映画?)で、野際陽子さん演じる書道家が、生まれてくる子供の性別を5000円で占う商売を始めました。この占いは、性別が外れたら料金は全額返却するという”良心的な”システムを採用しています。
しかし冷静に考えてみると、赤ちゃんの性別は男女の二択なので、適当な性別を言っても半分は当たります。なので、半分が外れても、残りの半分の人の料金がまるまる収入になります。統計学的に言えば、一人当たり2500円の期待値が見込める”アコギな商売”です。
皆さんは、くれぐれも騙されませんように。
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