世界の政治も動かすChatGPT
先月末、群馬県高崎市で4月29日から開かれていた先進7か国デジタル・技術相会合は30日、『責任あるAI』の推進などを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕しました。これは、今話題の対話型AIサービスChatGPTなどの利用を考慮した共同声明でした。文章や画像の生成AIが急速に広がる中、この会合では、AIの”活用と規制”のバランスが大きな焦点となったようです。
これまでにも、画期的なソフトウェアは数多く開発されてきました。しかし、それらのソフトウェアの利用や規制がG7の会合で議論されるようなことは、これまでありませんでした。それほど、ChatGPTなどの生成AIが社会に与える影響が大きいと、各国政府が判断した結果なのでしょう。この一連のニュースで、ちょっと気になるキーワード『責任あるAI』についてよくわからなかったので、調べてみました。
Microsoftのサイトでは、以下のように詳しく説明されていました。ただし、詳しすぎてよくわからなかったので、AI・機械学習の用語辞典からの引用も併せて載せました。
AI、特に生成AIは、インターネット上の情報に依存しているので、倫理的な問題やプライバシー、セキュリティーなどにおいて、意図せずに社会や個人に深刻な影響を与える潜在的なリスクを抱えています。その潜在的なリスクを回避するため、「責任を持って取り組みましょう!」ということらしい。AIは所詮人間が作ったものです。使い方を工夫するのも人間です。しかし、自主規制ができるような本格的なAIが出来たら、人間の多くの仕事が奪われるかもしれません。AIって凄いですね。
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