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数字の語呂合わせ

 今日は11月26日で、「いい風呂」の日だそうです。他にも多くの数字の語呂合わせで、このような記念日がたくさんあります。日本人は、この数字の語呂合わせが好きなようです。

 今ではなくなりましたが、数字のショートメッセージが遅れるポケットベル(通称ポケベル)が、その昔に流行りました。私はポケベル世代ですが、残念ながら触ったことすらありません。

 ポケベルの有名なメッセージに、『14106』=愛してる、というのがありました。かなり苦しい強引な語呂合わせですが、最初の数字1は”英単語のI”と見立てて、”アイ”と読みます。次の4は発音通りの””です。次はかなり大技で、10を英語のten(テン)から””と読ませます。最後の6は”ロク”をラ行繋がりで””と無理やり読ませます。ここでは紹介しませんが、それ以外にも凝った語呂合わせがありました。

 数字の語呂合わせは、日本だけではありません。アメリカでは電話機の数字に割り振られたアルファベットを使って、語呂合わせが可能です。ただし、アメリカでは語呂合わせというより、次のような数字から英単語への変換です。

 写真のように、アメリカでは数字(2-9)に、アルファベット3文字づつを割り当てています。ただし、QとZは使用頻度が少ないためか、数字が割り振られていません。例えば電話の下4桁が4663なら、GOODGONEという単語に変換可能です。電話番号が8379-4663なら、VERY GOODに変換できます。電話をかける側の人は、受話器の英文字を探してダイヤルすれば、正しい番号にかけられます。

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 個人でスマホを持つようになった時代、まどろっこしいやり取りは面倒かもしれません。でも、面倒くさいからこそ、相手に気持ちが伝わったのかもしれません。今はLINEのような便利なコミュニケーションツールがありますが、スタンプだけでは伝わらない”何か”があるような気がします。

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