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信じる者は”救われない”かも・・・?

何かを信じることは大事なことではありますが、何でもかんでも信じて良いわけではありません。例えば、予言や占いの類は、娯楽の範囲内では問題ありませんが、信じすぎると人生を棒に振る場合さえあります。

占いを信じるあまり、”霊力のある壺”をかわされたり、”幸運をもたらす石”を買わされたりします。この手の商売は、相手に悪意があっても、信じる力のお陰で成立してしまいます。これが霊感商法の怖いところです。

二束三文の無価値なものが、高額で売られるのです。売る方は大儲けです。儲けるという字は、”信+者”という偏と旁の組み合わせになっています。要するに、信者はカモになりやすいのです。何でも信じやすい人は、ある意味幸せかもしれません。他人を信じることは、自分の頭で考えなくて済むので、とてもラクチンなのです。「あの人がこう言うのだから、こうしよう」。ここには、何の思考も躊躇もありません。

他人を信じすぎると霊感商法の被害を受けたりしますが、自分を信じすぎるものいい事とは言えません。根拠の無い自信は、これまた思考停止を物語っています。このような人の末路は、ギャンブル中毒です。

ギャンブル(賭け事)は、純粋に考えれば確率の問題なので、胴元が勝つようにできています。確率の問題ですから、初心者がいきなり大勝ちすることもありますし、ベテランが大敗することだってあります。しかし、冷静な判断ができない(しようとしない)人達は、根拠の無い自信で自分は勝つに決まっていると思い込んでしまいます。

他人を信じすぎるのも、自分を信じすぎるのも、両方ともよくありませんん。一番良いのは、その都度自分の頭で考えて判断することです。冷静に考えれば、予言の類はインチキだということがわかるし、ギャンブルで常勝できないことはわかるはずです。

ここまで書いてて思いましたが、そんな人たちはこんなブログを読まないだろうなぁ・・・。

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