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自分マガジン 日常のエッセイ編

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日常で起こった様々な出来事をエッセイにしました。あまり役に立ちそうにありませんが、読んでホッコリして頂ければ幸いです。
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2022年7月の記事一覧

自己肯定感と承認欲求

自己肯定感とは、"自分の存在には価値がある"、”自分自身に満足できている”と自分の価値や存在意義を肯定できる感覚のことです。自己肯定感は、他人からどう評価されているかという他人軸を基準にするのではなく、自分自身が現状の自分に満足できているかという自分軸を基準に考えることで、その高さが変わってきます。私は、”自分自身に満足できている”し、”自分の存在には価値がある”と思っていますが、やはり時々他人軸が気になってしまいます。 承認欲求とは、”他者から認められたい、自分を価値ある

秘密組織!? Z会

これは40年以上も前の、私がまだ受験生だった頃の話です。私は地方の田舎の高校生でした。今のようにインターネットなどありませんでしたから、受験情報誌といえば『蛍雪時代』くらいしかありませんでした。その頃は全国展開の大手予備校などはなく、ましてや田舎では予備校すらありませんでした。この雑誌は、地方に住む大学受験生の受験勉強や受験対策に欠かせない雑誌でした。 『螢雪時代』は、旺文社から刊行されている大学受験生向けの月刊雑誌で、その歴史は古く、なんと1932年(昭和7年)創刊です。

逃走中 vs 迷走中

帰宅時の車中でラジオを聞いていたら、『逃走中』という言葉が聞こえてきました。これはテレビ番組の名前で、”お金がかかったリアル鬼ごっこ”のことです。『逃走中』では、決められた時間内に逃げ続けることができれば、かなりの額の賞金がもらえます。 子供が小中学生だった頃、この番組が好きで、よく見ていました。ただし、この番組は毎週放送がある訳ではないので、見逃すことも多かったのですが・・・。この番組が人気なのは、ルールが”鬼ごっこ”なので小学生にもよくわかることです。また、捕まると牢屋

気になる英語表現 ”without any eruption(s)”

コロナ陰性で執務に復帰したバイデン大統領の記者会見のニュースを見ました。ご本人には失礼かもしれませんが、ご高齢なのでちょっぴり心配していました。でも元気そうで何よりです。何気なくバイデン大統領の英語の会見を聞いていたら、”without any eruption(s)”という表現が聞き取れました。日本語の字幕では”支障なく”となっているので、この部分を和訳したのだと思いました。 ”支障なく”でよく使うフレーズは、”without troubles”や”without any

ウィルスの有効活用!

コロナウイルスやサル痘ウイルスなど、人類の健康を脅かす新しいウイルスが次々と出てきています。強毒性のウイルスは人類の脅威ですが、そこまで毒性のないウイルスは、人類と共存してきました。近年、ゲノム解析技術が向上してきて、安価に遺伝子の配列が調べられるようになりました。すると人間の遺伝子には、ウイルス由来と考えられる遺伝子配列が数多く残されていることが判ってきました。 人類が進化する過程のどこかで、ウイルスに感染し、そのウイルスが遺伝子内に居座っているのです。ウイルスは宿主であ

愛車・ブルーファルコン

意を決してマイカー通勤しようと思った時に買ったのが、今でも乗り続けているプリウスです。車通勤を始めるまでは、20年以上もペーパードライバーでした。マイカー通勤にした理由は色々あったのですが、これ以上ペーパードライバーを続けると運転が(怖くて)出来なくなる、と思ったのも一つの理由でした。 この時に買ったプリウスは10周年のアニバーサリーモデルで、きれいなブルーの車体が気に入りました。私は愛着を込めて、この車に”ブルーファルコン(青いハヤブサ)”と名付けました。この車には、当時

ノウハウコレクターのままでいいの?

ノウハウコレクターとは、ネットビジネスで使われる用語で、情報商材や書籍などを通して多くの知識を持っているものの、実際には思うような収益があがっていない人達のことを指します。 情報で溢れたインタネットの世界では、調べたい言葉を打ち込めば、簡単に多くの情報が得られます。最近はデータ入力すら不要で、口で喋れば音声入力ができてしまいます。このように簡単に多くの情報が得られるので、情報を得る段階で満足してしまい、実際に行動しないケースに陥りがちです。これが、ノウハウコレクターが出てし

眠れないほど面白い?

最近、本のタイトルに”眠れないほど面白い”、”眠れなくなるほど面白い”、”面白くて眠れなくなる”などの枕詞がついた本が数多く売られています。最近は出版不況なので、どうにかして本を売りたいのでしょうが、自ら”面白い”とハードルを上げた題名に、やや違和感を覚えます。 本当に面白いのなら問題ありませんが、面白くなかった場合の”読後の裏切られた感”は、普通の面白くない本に比べて大きいと感じてしまうはずです。本を買う時には、本の背表紙の概要や帯の推薦文などを参考にして、「たぶん面白い

ステレオコンポの思い出

私が小学生の頃までは、ステレオと言えば、レコードプレイヤーやスピーカーが一体となった家具調のものが主流でした。中学生の頃になると、機能別の各種音響機器を組み合わせたコンポーネントタイプのステレオが登場しました。これがステレオコンポです。 ステレオコンポの初期の頃の内訳は、レコードプレイヤー、アンプ、チューナー、カセットプレイヤー、スピーカーが基本でした。当時はレコードが主流でCDはまだ世の中に登場していませんでした。現在では、そのCDすら時代遅れになっています。これらを全て

スクラッチカードが全部大当たり!

ミスタードーナツは、アメリカ発祥のドーナツチェーンのブランドで、日本ではダスキンがチェーン展開をしています。アメリカ発祥のミスドですが、現在の主要市場は日本で、950店以上で運営されているそうです。これは、とあるミスド店で起きた実体験です。 子供がまだ小さかった頃、子連れで家の近くにあるショッピングモールまで散歩に出かけました。散歩のついでに、ドーナツを買おうとショッピングモール内にあるミスタードーナツの店舗に行きました。子供が好きな種類のドーナツをいくつか選んで、会計を済

オジサンのための現代用語#11 CEOとCOOはどっちがエライ?

今回はまじめバージョンです。 最近、CxOという役職をよく見るようになりました。なかでもCEOやCOOはよく目にします。CEOは、”Chief Executive Officer”の頭文字をとった言葉で、日本語で言えば”最高経営責任者”です。これを従来の名称で言えば、取締役会長や代表取締役社長といった立場・役割となります。また、CEOは経営方針や事業方針における決定権限を持つ、”会社経営における最高責任者”です。 一方COOは、”Chief Operations Offi

丼サイズのビッグプリン

私の子供の頃から、粉末で作るハウスのプリンミクスはありましたが、そんなにしょっちゅう食べられるものではありませんでした。さらに、1箱で出来るプリンが4個なので、少し量的に物足りません。そこで、お小遣いを貯めて自分専用のでっかいプリンを作ることを考えました。 でかいプリンは子供のロマンです。昔、アイドルの大場久美子さんが「私のプリンはデカプリン!」といって自分のプリンを自慢する、捉え方によっては少しエロいコマーシャルがありました。今なら、たぶんアウトですね。 デカプリン製作

定年オヤジはインディーゲームの夢を見るか?

私はガチのオジサンなのでゲームはほとんどしませんが、ゲームの仕組みには興味があります。 パーソナルPCが普及し始めた頃のグラフィックスや音源は本当に貧弱でした。グラフィクスの色は一般的には8色で、高級なものでも256色でした。今なら256×256×256色が使えるので、実物と間違えるほどのヒトやモノを画面上に再現することができます。また、昔の音源はビープ音と言って、決まった周波数の矩形波の組み合わせで作るチープな音でした。今ならデジタル音源で、高品質な音を出すこともできます

オジサンのための現代用語#10 ”タピる”と”タヒる”

ちょっとした違いなのに、意味も語源も異なる二つの言葉を紹介します。今回の言葉は”タピる”と”タヒる”です。 ”タピる”とは、少し前に大流行したタピオカが入ったドリンク(タピオカミルクティー)を飲むという意味です。タピオカは、ヤムイモのでんぷんから作ったモチモチ触感の食べ物です。何も混ぜないタピオカは、無味無臭のようですが、ミルクティーには黒糖で味付けをした黒いタピオカが入っています。この大ブームは、2013年に台湾で人気を博していたタピオカミルクティーのお店が、東京に出店し