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自分マガジン うんちく編

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ウンチクに関する記事が増えてきたので、マガジンにまとめました。
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2022年6月の記事一覧

オジサンのための現代用語#9 ファビョる

インターネットスラングは、蘊蓄の宝庫です。自分では結構長く生きたつもりでしたが、インターネット上にはまだまだ知らない言葉が数多く存在しています。今回取り上げるのは、”ファビョる”/”火病る”です。この言葉がネット上の辞書で簡潔に表現されていたので、以下に”ファビョる”の解説文を示します。 『怒り狂うさまを意味する火病を動詞として用いた表現。火病は「a Korean culture-bound syndrome」として米国の精神科協会に公認された韓国文化特有の精神的症候。韓国

オジサンのための現代用語(番外編) アザスとオナシャス

今回は、昔から使われている省略語(?)を紹介します。アザスは、”ありがとうございます”の途中をピックアップした言葉です。この語は、中高生の部活での挨拶が定型化した言葉です。部活の練習後や試合後には、早口で「ありがとうございます/ありがとうございました」などと挨拶します。この早口の挨拶が”アザス”になったようです。 オナシャスも同じように、早口で言った”おねがいします”の最初と最後を取った”おねしゃす”から、最終的にオナシャスになったようです。これもやはり部活用語で、例えば野

ジューンブライドとハネムーン

ジューンブライド(June Bride)は、"6月の花嫁"や”6月の結婚”を意味します。6月に結婚式を挙げると、生涯幸せな結婚生活を送ることができると言われています。 6月に結婚式を挙げる由来は、ローマ神話の主神・ユピテルの妻である女神ユノ(Juno) を由来とする説が最有力です。女神ユノは、結婚・出産・育児の神であり、家庭の守護神です。結婚の象徴でもあるこのユノが守っている月が6月(June) です。”6月に結婚すると幸せな結婚生活を送ることができる”と信じられている理由