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自分マガジン お薦め本

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私が読んで面白かった本を紹介します。ジャンルは様々です。世間に余り知られていないであろうマイナー本から、メジャーな本まであります。
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#徳川家康

どうする”影武者”家康

NHKの『どうする家康』では、遂に本能寺の変のエピソードに突入しました。本能寺の変では、明智光秀が織田信長を殺害するわけですが、その理由は未だに解明されておらず諸説あります。家康黒幕説や秀吉黒幕説など、信長以後に天下人となった人には、”天下統一”という動機があるので、状況証拠はそれなりにあります。 家康には、信長に正室である築山殿と嫡男・信康を自害させられた個人的な恨みもあったのかもしれません。ただし、これは現在の倫理観で考えているだけで、戦国時代の倫理観には当てはまらない

お勧め”シリーズ本”#2 『徳川家康』

 戦国時代の三英傑の一人・徳川家康は、知らない人がいない超有名な戦国武将です。これまた超有名な豊臣秀吉の死後、関ヶ原の戦いや大坂冬の陣&夏の陣で豊臣氏を滅ぼし、265年間も続く江戸幕府を開いた初代将軍です。  小説『徳川家康』は、歴史小説家の山岡荘八さんが書いた徳川家康が主人公の長編歴史小説です。元々は、新聞に連載された連載小説でしたが、その後18年かけて完成させた大河小説です。この本は、幅広い読者を獲得して、累計5000万部突破という戦後最大のベストセラーとなります。この