見出し画像

結局 渡辺曜は何がしたかったのか

こんばんは。今日もお疲れ様です。
ラブライブサンシャイン1期放送からもう5年が経ちますね。恐ろしいですね。5年経っても、渡辺曜のことを考える毎日です。みなさんもそうでしょう?

曜ちゃんは千歌ちゃんの何になりたかったの?

結論から述べると、曜ちゃんは千歌ちゃんの役に立ちたかったんだと思います。曜ちゃんってかなり受動的な性格ですよね。自分から提案はほぼしないし、人の悩み事に深くツッコむような性格でもありません。受動的な性格、つまり労働者向きと言えます。対して千歌ちゃんは能動的、つまり経営者向きですね。

曜ちゃんは幼少期から千歌ちゃんの経営者的性格を見抜いていたのでしょう。千歌ちゃんは飽きやすく、人の提案にもすぐには乗ってくれません。これを曜ちゃんは中途半端が嫌いと評してます。自分が満足いくプロジェクト以外はやりたくないということです。そういうとこにカリスマ性を見出したのかもしれません。

ともかく優秀な経営者にはカリスマ性があり、時には人を虜にする魔力を持ちます。曜ちゃんはその魔力に当てられていたのでしょう。次第に曜ちゃんは経営者千歌ちゃんの役に立ちたいと考え出します。

そして中学生にもなると曜ちゃんの方から社長にこんなプロジェクトはどうですか?と部活なり何なりを勧め出すんですね。しかし社長はお気に召さない。しょんぼり曜ちゃんはとぼとぼ帰路につきます。

時は流れ高校二年春、ついに社長は重い腰を上げます。労働者曜ちゃんは社長がなんか言い出したよと最初は遠巻きに見てましたが、どうやら本気のようだと気が付き本格的にプロジェクトに参入します。

プロジェクトに参加したからには曜ちゃんも本気を出したいんですね。一番の役に立ちたい。千歌ちゃんの側近に自分を置いていてほしい。しかし梨子ちゃんという東京からの刺客に側近ポジションを奪われてしまいます。このときの曜ちゃんの絶望は想像に難くありません。

ずっとやりたかったプロジェクトの大切な役職を最初は参加する気もなかった女に取られるんですからね。もっとも、梨子ちゃんがいなくても曜ちゃんが千歌ちゃんの側近になれるとは思えませんが。

千歌ちゃんは抽象的芸術的な感性の持ち主です。それを理解できる人やそれに負けないくらいのパワーを求めているように思えます。対して曜ちゃんは現実的常識的受動的ですよね。千歌ちゃんの求める人材とはかけ離れています。多分曜ちゃんもそれを肌で感じ取ってたんでしょうね。だから「私じゃ嫌だったのかな」というセリフが出てくるんです。

この後、千歌ちゃんが確かに曜ちゃんをないがしろにしすぎてたかもしれないと反省したり、梨子ちゃんが気を遣って仕事を分けたりしてくれたので、曜ちゃんは側近2番手のポジションを手に入れてよかったねという風に話は進みます。よかったね。

まとめ

複雑と言われがちなようちかの関係性ですが、こうやって考察してみると意外と分かりやすいですね。梨子ちゃん含め彼女たちが歪んでると言われるのはオタクサイドが友情を求めているからな気もしますね。曜ちゃんがかわいそうだ的な意見が多い世の中ですが、そこらへん需要と供給の関係しょうがないのかなとも思ったりします。人生上手くいくことばかりじゃないしね。

以上、渡辺曜は高海千歌の経営者的性格に魅せられて、千歌ちゃんのために働きたい!と思っていたんだなあという考察でした。

おわり。

おまけ ようちかソング紹介コーナー

アイスクリームシンドローム/スキマスイッチ
恋愛寄りのよう→ちか

怪獣の花唄/Vaundy
青春系のよう→ちか

おまけのおまけ 劣等生と優等生

なにかと高スペックな渡辺曜ちゃん。幼少期から千歌ちゃんより曜ちゃんの方が優れていたという描写は劇場版の冒頭にあります。少し長いですが台詞を抜粋してみましょう。

千歌「すごーい!あんな遠くまで飛んだ!」
曜「次は千歌ちゃんが飛ばす番だよ!」
千歌「よーし私だって。それっ!ああ~もう少し飛ぶと思ったのになぁ」
曜「千歌ちゃんもう1回、もう1回だよ!」
千歌「うん!そぉれ!」
梨子「これ、あなたの?」
千歌「うん!そうだよ。」
梨子「もっと遠くまで飛ばせる?」
曜「飛ばせるよ!もっと!虹を越えるくらい!」

曜ちゃんの紙飛行機は飛ぶけど、千歌ちゃんの紙飛行機は飛びませんね。現実なら紙飛行機の才能で全てが測れるわけではありませんが、これはアニメなので曜ちゃんは優等生で千歌ちゃんは劣等生だという描写になります。

そして千歌ちゃんの紙飛行機を拾った梨子ちゃんが千歌ちゃんにもっと飛ばせるか尋ね、何故か曜ちゃんが飛ばせるよと答えます。つまり曜ちゃんは、小さい頃から本人以上に千歌ちゃんの力を信じていたということになります。

デキる子の曜ちゃんが、ダメな子の千歌ちゃんを慕って応援していたという構図は幼少期からあったということですね。

まあでもこのようちかは5歳児くらいだと思うんですよ。5歳児なんか大人には全く理解できない理由で同級生を慕って勝手に子分になったりしますからね。こんなもんかもしれません。

5歳児の謎関係が高校生までほぼ変わらずに続いてるってとこも気になりますけど、田舎育ちでずっと同じメンツで遊び続けたならそういうこともなくはないのかなと思いますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?