私の塾講師時代の教え子への懺悔
昔から人に何かを教えるのが得意だった。
大学の頃は教職を志し、教員免許も取得した。留学に行きながらの取得で、かなり忙しい大学生活だったが、教師になるという目標があったから頑張れた。
大学4年の二学期、これまで忙しかった大学生活が少し落ち着き、教育実習も終わったので、塾のアルバイトを始めた。
そこである中学生の女の子の担当となった。
その女の子は根は真面目なのだが、根本的な理解力があまりなく、宿題をやって来はするが、同じ範囲を授業でやらせても全く解けないような子だった。
また