見出し画像

誰もが知るLEVI'Sツーホースマークのトリビアとは!?

リーバイスの
トレードマークといえば
「ツーホースマーク」

パッチにもデザインされたあの絵柄は
ひと目見ただけで誰もが「LEVI'S」と
連想できるほど定着したトレードマーク
ではないでしょうか。

以前にもここで話した通り、この
ツーホースマークはリベットの特許が
切れることを想定して作られたもの。

それまではリベットを打ってあれは
それは「LEVI'S」以外有り得ませんでした。
しかしそのアドバンテージも特許が
切れると薄れてしまいます。

そこでリーバイス社ではジーンズの
強さとインパクトをひと目みて分るように
できないか試行錯誤したわけです。

当時は識字率も低く、ジーンズを手にする
多くの人は字が読めませんでした。
そこでマークを見ただけで分かるように
こだわったわけです。

そうして1886年に完成したのが
「ツーホースマーク」ということに
なります。

このマークはインパクトがありました!
ジーンズを2頭の馬が引っ張っている
わけですから。

絵柄のインパクトもあり、特許が切れた以降も
リーバイスジーンズは
「ツーホースマークブランド」と呼ばれ
他のジーンズとは識別できる唯一無二の
ブランドとして現代まで生きているんです。

そしてここでトリビアを二つ。
一つはこの「ツーホースマーク」は
世界で5番目に古い今でも継続して
使用されている登録商標であること。

ちなみに世界で1番古く、今でも
使用されている商標は
ベルギービールの
ステラアルトワのマークだそうです。

そしてもう一つは
リーバイスのサイトに紹介されて
いました。
1938年
カリフォルニアに住むエルトンシュラムは
車を走らせているときに道路で立ち往生
している一台の車を見つけます。
そしてその車を牽引しようと
思ったそうです。
ところが
トランクを開けると短いロープと
履いたタイヤ交換の時に汚れても
良いように履いていた5年ものの
リーバイス501XX。
どうしたものかと考えた時に彼は
当時のジーンズに付いていた
「ツーホースマーク」を思い出します!
そして
ロープを2本に分け、ジーンズの裾と
裾に結び、車を牽引しました。
結果見事4マイルもの牽引に成功
したそうです。

そしてその事実を「リーバイス社」に報告。

手紙と共に実際に使用したジーンズを送った
記録が実物と共に今でもリーバイス社に
残っています!

これぞリーバイス501XXの真骨頂
だったのかもしれません。

正にリーバイス社の意図した通りに
ツーホースマークを消費者が認知していた
出来事と言えるのではないでしょうか。

今日はツーホースマークについて
少しだけ話しました^ ^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?