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映画「荒馬と女」でマリリンモンローは1人LEVI'S701を履いていたのはなぜ!?

映画「荒馬と女」
マリリンモンローとクラークゲーブルの
共演作。脚本は当時マリリンモンローの夫で
あったアーサーミラー。
そしてマリリンモンロー、クラークゲーブル
共にこの映画が遺作。

なんとも曰く付きの映画ではありますが
ジーンズ好きにとっては見どころの多い
衣装であることも事実。

この映画全編にわたってクラークゲーブルは
Leeのウェスターナーを着ています。

コットンサテンらしい光沢がなんとなく
スクリーンからも漂います。
またクラークゲーブルの当時の年齢59歳
にふさわしい感じがするのは僕だけかな。

デニムではなくコットンサテンの上下だと
言うだけで、なんとなくマリリンモンローを
包み込むような包容力が出ている気がします。
主観ですが。

脇を固めているモンゴメリークリフト他の
役者も同じくLeeを履いていますが
それはウェスターナーではなく
ジーンズでおそらく101だと思います。
この違いだけで歳の差をうまく表しているなあ
なんて思って観ていました。

この映画全体ジーンズはLeeで統一されています。
ということは映画の衣装スポンサーであったのでは
と思います。

そして肝心のマリリンモンロー。
彼女はなんと
LEVI'Sの701を履いているんですよ。

これは彼女が馬に乗るシーン。
クラークゲーブルがお尻に目をやるところで
アーキュエイトステッチが
「これリーバイスの宣伝?」というくらい
大映しになります。

そしてここで一つ映画を観進めていくうちに
疑問が浮かびます。

映画の後半マリリンモンローが
Leeのストームライダーを肩にかけて
飛行機に向かって歩くシーンがあるんです。

このシーン
お尻も映るのですが、マリリンの履いている
ジーンズのバックポケットが異常に
上の位置にあることが分かります。
これ。
もし映画の衣装スポンサーとしてLeeが
絡んでいたとしたら、前からマリリンを
映した時はストームライダーがよく分かりますが
後ろから移した時にリーバイスの
アーキュエイトステッチが映るのを嫌って
ジーンズのポケット位置を上にずらしたのでは
ないかと。

何せ当時のマリリンモンローは上から
89 58 89であったそう。
ジーンズもおそらくオーダーメイドだった。
と言われています。

マリリンモンロー自身リーバイス701を
いたく気に入っていていたと言われています。
それは彼女のプロポーションをとても
よく見せていたからだそうです。

映画の中でもジーンズだけは701を
マリリンモンローは譲れなかったのかなと。

そこで苦肉の策でジーンズのパックポケットを
上に上げたのかなあ。
なんて考えていました。

そうすると
乗馬シーンでマリリンのお尻がアップに
なった時、あそこまでアーキュエイトステッチが
強調されたのもポケットが上にあったから
なのかなあ。
なんて想像していました。

また全編においてLeeがあれだけ出てくる中で
あのシーンだけでもアーキュエイトステッチが
記憶に残るくらい映っていればリーバイス社は
納得というか。
むしろそのように話がついていたのかな
と考えてしまうくらい。

そして
この映画を観ていると1960年代。
牧場での主力ジーンズはやはりLeeだったのかも
しれませんね。

今日は荒馬と女の中でのジーンズについて
でした^ ^

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