№207 謎のフセンとひみつの小さな箱
連日の徹夜続きで今夜こそは早く寝たいタマちゃんです。noteを書きましょう。
今日はボクの「ヒミツのわからない箱」について
皆さんの参考になるか分かりませんが
少しだけお話ししてみたいと思います。
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わからないことを、わからないと言う。
これは間違いなく、生きるための最良の知恵です。
知ったかぶりをせず、あいまいにごまかさず、
何かわからないことがあったら
「わかりませーん!」と正直に言う。
「わからない」と言うことで、
学ぶチャンスが得られます。
「教えてください」と人に請うことは、
決して恥ずかしいことではありません。
たとえすべては教えてもらえず、
知識の断片しか得られなかったにせよ、
その小さなかけらを手に入れれば、
それをきっかけに自分の力で学んでいくこともできます。
わからないことを表明すると同時に、
そのまま放っておかないことも大切です。
ボクは自分の机の引き出しに、
フセンと小さな箱を一つ置いています。
使い方は、ごく簡単です。
本を読んでいるとき、
または、人と話しているとき、
わからないことというのは一日にいくつも出てきます。
#ボクは基本バカです
その場でたずねて
解決するものは相手に聞いてしまいますが、
仕事では、そうもいかないケースもあります。
「ごめん、ちょっとわからないから、簡単に教えてー!」
と言えるときもありますが、
大勢での会議のときは難しいでしょう。
みんなの仕事の流れを止めることになるので、
控えたほうがいい場面です。
自分で調べればすむことで、
いちいち煩わせては相手の迷惑になる場合もあります。
そんなとき、ボクはわからないことをフセンに書き、
机のなかに置いた小さな箱に入れます。
読み方がわからない漢字も、
「エスタブリッシュメントってなんだろう?」
という疑問が湧いたときも、
その言葉をメモしたフセンを箱に入れます。
1ヶ月に一度くらい、
仕事が一段落したときなどに、おもむろに箱を開けます。
一日一枚でも30枚たまることになりますから、
けっこうな量です。
パンドラの箱ならぬ「訳がわからない箱」は、
自分が何を知らないのか、
苦手なジャンルを教えてくれます。
たとえばボクの場合、
「ああ、ずいぶんたくさん歴史の用語が入っているな。この分野が弱いんだな!」
と自覚することができます。
当然ながらスタートはここからで、
インターネットで調べたり、本を読んだりします。
「なんだ、エスタブリッシュメントって意外と簡単なこと意味なんだねー!」
と単純に腑に落ちることもあれば、
さらなる疑問が生まれ、
もっと学びたくなることもあります。
本当の意味での独学のはじまりであり、
楽しくてわくわくします。
子どもの宿題ではないので、
箱の中身をすべて解決する必要はないし、
箱を開けるのは一年に一度でもかまいません。
いずれにしろ、
ボクの引き出しにある「わからない箱」には、
あたらしい自分のタネがつまっているのです。
まだまだ努力が足りない
現場からは以上でーす。
サポートしてくださったらメチャクチャ歓びます! 取材の際の電車賃に使わさせて頂きます!