SketchUpは使えないという先入観
以前とある若手にSketchUpは実務で使えないかという提案を持ちかけたところ、実務ではちょっと厳しいですねーという回答だった。
まぁSketchUpの住宅設計利用においては否定的な意見が大半なので、そんなもんかと思う反面、若手の意見だったので多少期待はしてたんだけど。
それからしばらくして、その事務所で自分が途中まで作ったSketchUp図面を渡して、残りの作業をしてもらうみたいな事態が発生して、その若手が引き継ぐことに。
でもそこで判明したのは彼はそこまでSketchUpを使いこなすことができないってこと。だから正確には実務で使えないんじゃなくて、個人的に使うことができないってことだったんですな。
SketchUpってやつはそれなりに簡単に使えるようになるけど、使いこなすのにはそれなりの練習が必要なのも事実。だから基本操作はできるようになって、こんなもんかで止まっている人も多数いると面う。
それを実務で使うまでに昇華できる人がどれだけいるか。確かにこの辺の匙加減は難しいかもしれない。ある程度勘の良い人ならそこそこ使えばどこまで使えるかわかるかもしれないけど、普通の人だとちょっと使い方を学んだくらいでは正直厳しいだろうね。
何を隠そう私も最初は初心者講座を受けてから半年間は遊ばせてすべてのやり方を忘れていましたので。
というわけで、何はともあれ、実務で導入するってのがSketchUp使いへの第一歩。できればそこに誰か使い方に精通している人がいると検索する手間は省けるので効果的ですが。
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