人生で一番の感動を与えてくれたもの
自分の子供の出産立会い。
価値観はそれぞれだが
人生でそのチャンスに恵まれるのは
だいたいの人が多くても2回だろう。
深夜1時に電話で飛び起きて、病院へ。
妻は陣痛が始まっているが、満月で出産ラッシュの時期だったようで
分娩室はいっぱい・・・
やっとはいれて、妻の手を握りながら出産を心待ちにする。
写真は産まれた後、帰路につく
2016年10月の朝6時10分の朝日。
この朝日は一生忘れない。
なんてことを思い返しながら
ふと、昔の動画をみていると
長男が1歳4ヶ月頃の動画がでてきた。
家の前に雪が積り、ひとりで楽しそうに歩いている。膝丈ほどもある、もこもこでブルーのダウンコードを着て、時折空を眺め、口元にあたる雪をなめて、笑みを浮かべる。
その動画をみていて目に涙がたまってきた。
こんなにも、雪のように純白で無垢な心で目の前の現象を受け止めている。雪に触り、手が冷たくなって泣きそうになったタイミングで妻が手をふき、抱き上げる。
この映像をみて泣けるなんて私は幸せの真っ只中にいる。
これから仕事の会議だ。
人生でこの会議に出るのは最後になるだろう。
最後に何ができるだろう。
それは新しい部署へ求めることを今の立場で吸い上げること、と結論づけた。
子は宝。
使い古された言葉でも今もなお残っているものには本質がこれでもかというくらいつまっている。
キャッチコピー、極力短く、バシッと伝える
そんなことを思いながら
100円のマックカフェをすする。
よし、人生戦略を20分やって、仕事行こう。
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