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2019年 捨ててよかったもの

今年は本当に色々なものを捨てた年だった。
捨ててよかったものとその時の感情や考えについて書いておく。

・衣類
ここ一年で一度も着用しなかったものはほぼ捨てた。捨てづらかったのは愛着のあるもの。実家から持ってきていたお母さんが私がまだ小さい時によく着ていたパジャマとかはふにゃふにゃした触り心地がやさしくて愛情がそこにあるような気がして手放したくない気持ちにもなったけど、そういう感覚はもう自分の中にある。ものとして残さなくてもいい、そう思って捨てた。クローゼットがスッキリして、お気に入りのものしかない。こんまり風にいうと「ときめく」ものしかない。毎朝服を選ぶのが楽しい。探し物をする時間がめちゃ減った。

・コスメ
こちらも一年で一度も使用しなかったものは問答無用で捨てた。そもそも化粧品にも賞味期限のような利用期限的なものがあって、アイテムによってまちまちだけど、だいたい半年から一年くらい。肌に触れるものなのであんまり古いものを使うのは肌にも気持ち的にもよくないなと思ったので、捨てて新しいのを買うことにした。化粧品買った時にもらうお試し1回分のテスターも旅行の時に持っていこ!とかいって取っておくのもやめた。もらった翌日にすぐ使う
化粧品の使用期限の目安→ https://toplog.jp/270155

・洗剤とか芳香剤
前の家の時から持ってきていた消臭剤や芳香剤とか使用用途が明確ではない洗剤も処分。清掃用の洗剤はアルコールと塩素系漂白剤、クエン酸、セスキ、台所用洗剤があれば十分だと思う。余計なものは買わない。
そもそも消臭しなければいけない匂いは根本的に消す。匂いが出ないように生活する。それが健全だと思った。

・テレビ
正確にいうと処分はしていないのだけど、常に見えるところに出しておく状態をやめた。簡単に出し入れできる配置に変更。こうしたことで”〜しながら”のテレビ視聴をやめることができた。ごはん食べながらとか、なんとなくだらだらしてしまうきっかけをテレビは作りやすいなと思っていたので、基本的に”グランメゾン東京を見るぞ!”とか目的型で視聴するようにして、そうではないダラダラ視聴をやめたことで本を読む時間などやりたいことに費やす時間を増やすことができた。

・書類
役所からの書類とか昔の給与明細とかどこかに提出の義務がもうないものとか改めて読む機会のない紙類は全部捨てた。確定申告に必要になりそうな予感のするものは一つのファイルにまとめて何かあった時に出しやすくした。クレジットカードが届いた時に一緒に入っている説明書的なものとか、水道電気などインフラ系の案内も読み返さないから住所確認用に数枚のキープ以外は全部処分。ついつい増えがちだった便箋やハガキも利用しないものは捨てた。

・本
全部メルカリ。買ってきたらすぐにメルカリに出品。新刊は秒殺で定価で売れるので、すぐに読む。すぐに出す。コンビニのレジで行列を作ってしまうのが苦痛なので最近は宅配便ロッカーPUDOから発送することが多いかも。

・写真と手紙
学生時代ずっと写真部だったので写真には特に思い入れがあるし、旅先で出会った人と15年も文通するくらい手紙が好きで大事な存在なのだけど、振り返ってみれば読み返したことはほとんどなかった。去年引っ越した時に間違えて学生時代の卒業アルバムを処分してしまったのだけども捨てた時はしまった!と思ったものの見返したことなんて2回くらいしかなかったからなんの影響もなかった。その経験があったので、手紙も写真も私にはそんなに必要ないものなのかも、と思うようになった。また見返したいと思えるいい写真以外は処分。手紙も大事な人からのもの以外は処分。一年経つけど、特になんの問題もない。そろそろ全部デジタル化しよかなー。

こうやって書いてみるとたくさん処分したな。捨てて気づいたのは、思い出や愛着のあるものってのは、過去のものであるということ。過去に感じた感情に執着したい気持ちがどこかであるからその思いがこもった物に執着する。でも、もう私は今と未来を大事にする人になっているからそんなに過去に執着する必要性がなくなってしまったんだなぁと気づくことができた。

大事なものは自分の記憶に残る。
残らないのであればそれはその程度のものなんだろうなと。

捨てたものの話を書いたけど、いくつか考え方や行動も捨てたのでそれも書いておこう。

・全員に丁寧に対応するのをやめた
今年はとにかく自分を大事にすることにエネルギーを注いだ。だからこれまでみたいに連絡してきた人たち全員に丁寧に対応する、返信するのをやめた。もうそういうのは十分、十二分にやってきた。だから既読スルーの術も初めて使ってドキドキしたけど(いまだに慣れないけどね)、自分がこれからも付き合っていきたいと思う人以外には返さなくていいやと割り切ることにした。結果、特になんの問題もない。

・紹介をやめた
「◯◯さんを紹介して」という紹介オファーへの対応もこれもまたご丁寧にやってきていたけど、基本的に全部断ることにした。理由は明確で、紹介などせずともいい企画やいい話であれば相手が受け入れるはずだから。紹介がないと通らない話やたどり着けないのであれば、それまでのことだと思う。何より紹介で間に自分を入れることで遠回りになることも多々ある。まずは自分でぶつかってきてから頼んでもらいたい。あと、紹介って私の信用ポイントを使う行為だからそんなに気軽に頼まないでほしい。もちろん私はむちゃくちゃお世話になった方々のためなら全力で協力する。でも、そうでないなら私は何もしない。注:自分が紹介したいと思ったら全力でする!

・ネガティブ、バイアスが強くて合わない人に付き合わん
バイアスってむちゃくちゃある。
http://lelang.sites-hosting.com/naklang/method.html
なので、このバイアスが強くかかっている人やそれを認識できていない人、組織、コミュニティ、SNSで自分とベクトルが合わないところとは距離を置くことにした。あとネガティブな人とも付き合わないことにした。私は基本的に悩まないしすぐ課題解決するし、いつでもご機嫌でいたいのでなんでもネガティブに捉えてそれをただ垂れ流して解決しないで悩んだままの人といるととても気分が悪い。明るく朗らかで楽しい人と一緒にいると幸せ

・仕事を休んだ、会社を辞めた
人とのつながりがいちばん自分を引き止めるものだと知った。だけど本当に自分が自分らしくいられる環境を求めるなら、思い切って仕事を捨てるというのも選択肢の一つだった。迷惑かけるとか成果出せていないとか、たくさん自分を引き止めようとするものが溢れてくるけど、自分に新たなチャンスを与えるのは、決断する勇気。つながりは消えない、自分の動き次第だと思う。よかったかどうかは、まだわからなくて、わかるのはこれから。


こうやって書いてみると、本当にたくさん捨てた。でも、たくさん考えて捨てた。だから納得できている。捨てると隙間ができる。スペースができる。
またそこに新たに入れることもできるし、入れないで余裕がある状態でいてもいい。自分で選べる。
とってもいい気分だよ。



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