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耳が遠いと思っていたら地獄耳だった話

お久しぶりです。
もう冬だよ。我が家は柿を干してる。
何回か柿に頭突きしたけどまあ大丈夫やろ。

で、また昔話を少々。
すぐ終わるからサクッと読めるよ。
多分三十路を迎える前か迎えてすぐだったと思う。なんか耳が遠いなとふと思った。
思い立ったら耳鼻科へGOだと思い(難聴だったら早めに対処しなきゃだしね)、母に話をして3歳かそこら辺からお世話になってる耳鼻科に行った。
平日の午前だったので待ち時間もそんなに長くはなく、昔からずっといる看護師さんに聴力を測ってほしい旨を伝え、いざ検査。
いや、あの聴力測定の部屋って部屋鳴りが一切ないじゃん。あれがなんか得意じゃなくて、検査中は早く終えたい一心で音が鳴ったら即ボタンぽちしてた。
で、しばらくして、検査してた男性看護師さんが検査室のドアを開け、終わったかな!?と思ったら、開口一番に、

「あの、適当にやってませんか?(やや苛立ち)」

と言われ、エッ……拙者そんなに耳が遠いでござるか……と思いつつ、
「一応聞こえた音だけにしか反応しなかったんですけど……」
と伝え、じゃあこれは?これは?と色々適当な感じで音が流され、ぼくは聞こえますbotと化した。しばらくして看護師さんが納得したのか、検査終了。
あとは結果を待つだけになった。

で、数分後。
診察室に通され、子供の頃からお世話になってる院長先生から結果が告げられた。
先生が何かグラフがちょこちょこ書かれた紙を取り出して説明開始。

先生「えーっとね、あなたは30歳くらいだから、普通の人はこんな感じの聴力なんだよね」
ぼく「ハイ」
先生「で、これが6歳児の聴力ね」
ぼく(なんで突然幼児の聴力持ち出したんだ!?)
先生「6歳児ってね、人間の聴力のピークを迎えるの。で、これがあなたの聴力。6歳児よりも聞こえてるんだよね。多分あなたみたいな人を地獄耳って言うんだろうね〜♨️いやーすごいね」

エッッッ!?
ぼくは耳が聞こえにくい気がしたから聴力を調べてもらったはずなのにまさかの臨床的に地獄耳判定!?
それで看護師さんがびっくりしたの!?
じゃあ数日前までぼくの耳は人間辞めてたのか……!?
院長先生めっちゃ楽しそうだったからまあいいかなとは思った。

帰路について何故こんな地獄耳になってしまったのかを考えてみたけど多分生まれつきなんやろな……とはなった。
もしかして普通の三十路前後の同期たちってもう少し静かな世界で生きてんのかな……とも思った。
でも今回は人間の聴力でよかった。
もしかしたらヘッドホンの音質にこだわりが生まれてしまったのもこの聴力のせいかもしれないんだけどね(いちまんえんくらいまでのヘッドホンはお値段相当の音質にしかならない。しかし何故かイヤホンは多少安くても快適に聴けるものがいっぱいある)。

流石に3〜4年経ったらあの頃ほどの聴力はないと思うけど、騒音ライフ楽しむよ。
今回はあんまり旨味のない記事で申し訳ないね。
オタクトークもしたいけど、今ハマってるジャンルがデリケートだからね……
また何か書きたくなったら来るからその時はよろしゅう。

したらな!

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